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Venture Electronics、15.4mm径ドライバ採用で1,500円のインナーイヤー

 Juice Barは、日本総代理店を務める中国Venture Electronicsのインナーイヤフォン「VE MONK+」を7月初旬に発売する。価格は1,500円(税込)。

VE MONK+

 Venture Electronicsの入門モデル「Monk」を改良した新製品。高感度(122dB:1mW)であるため、プレーヤーだけでなく、スマートフォンなどとの組み合わせも想定。「Monkに比べるとより高域を伸ばした形で、リラックスして聴くのに適している」という。

 ダイナミック型で、ドライバのサイズは15.4mm径。磁気回路にはネオジウムマグネットを使っている。再生周波数帯域は16Hz~23kHz(±10dB)。インピーダンスは64Ω(1kHz)。最大入力は1,200mW。

VE MONK+

 ケーブルは1.2mで、60芯OFC線を採用。着脱はできない。中央に穴があいたタイプと、あいていないタイプの2種類のイヤーパッドが付属する。

2種類のイヤーパッドが付属する

音を聴いてみる

 Xperia Z5と接続。「マイケル・ジャクソン/Thriller」や「BUMP OF CHICKEN/Hello,world!」などを再生した。

 懐かしさも感じるインナーイヤー型だが、15.4mm径と大型ユニットを採用したスケール感のある音場や、開放感など、カナル型とは違う魅力を改めて感じる。

 再生音はバランスが良く、大口径ユニットを活かした低域の量感もある。かといって、過度に膨らむような事はないクリアなサウンドだ。高域がとてもシャープで、清涼感もある。細かな音の輪郭も良くわかるイヤフォンだ。