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テスラ技術のイヤフォン進化版「AK T8iE MkII」、15日発売で129,980円

 アユートは、Astell&Kernとbeyerdynamicがコラボしたイヤフォン「AK T8iE MkII」の発売日を7月15日に決定した。価格はオープンプライスで、直販価格は129,980円(税込)。予約は7月1日17時より受け付ける。

AK T8iE MkII

 1テスラ(=10,000ガウス)を超える強力な磁束密度を生み出す、beyerdynamicのテスラテクノロジーを搭載したイヤフォン。'15年に発売した「AK T8iE」の後継モデルで、当初は「7月頃に発売予定、価格未定」としていた。

 11mm径で薄さ1/100mmの振動板を搭載。MkIIでは、ボイスコイルをさらに最適化し、低歪化を実現。テスラテクノロジーの恩恵を今まで以上に引き出せるという。このボイスコイルは、40倍に拡大するデジタル顕微鏡を用いて、手作業で取り付けている。

 ケーブルは着脱可能で、よりハイグレードなケーブルに刷新。中心に強靭なアラミドファイバーコアを使い、耐久性を高め、その外側に銀メッキ銅線のストレート導体を配置。FEPインシュレータを介して、さらに銀メッキ銅線のストレート導体を配置。再びFEPインシュレータを外側に巻き、最後にUltraフレキシブルスリーブで覆っている。

 従来モデルと同様にMMCX端子を採用しているが、ゴールドメッキを施し、形状の工夫により確実な接続を実現。「抵抗値も従来に比べ低く、耐久性だけでなく音質的にも有効」としている。

 再生周波数特性は8Hz~48kHz。インピーダンスは16Ω。許容入力は10mW。音圧レベルは109dB。ケーブルを省いた重量は7g。通常の3.5mm/3極ケーブルに加え、2.5mm/4極バランスケーブルも同梱。AKのハイレゾプレーヤーなどと組み合わせて利用できる。

MMCX端子は金メッキ
パッケージ内容