5月の販売用BD売上は123.5%。DVD付き雑誌・コミックも集計対象に。JVA調査

　日本映像ソフト協会(JVA)は7日、2016年5月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は前年同月比110.6%の117億5300万円で二桁伸長となった。売上本数は同110.9%の418万5,000枚。BDとDVDの売上金額の割合は43.1：56.9。

　なお、今回の調査から新項目として、雑誌やコミック、食玩などに付録として同梱されるビデオソフトをまとめた「特殊ルート」を、BD/DVDにそれぞれ追加している。

　2016年5月のBDビデオ全体の売上金額は前年同月比121.5%の50億6,400万円で、大きく伸長。数量は同115.2%の96万5,000枚。ビデオソフト全体におけるBDの金額構成比は43.1%で、数量の構成比は23.1%。内訳は、販売用の売上額が前年同月比123.5%の47億7,400万円。数量は同115.3%の85万3,000枚。レンタル店用は売上額が同95.6%の2億8,300万円、数量が同116%の11万2,000枚。

　DVDビデオ全体の売上額は前年同月比103.5%の66億8,900万円。数量は同109.6%の322万枚。DVDビデオの内訳を見ると、販売用DVDは前年同月比116.6%の34億5,700万円。数量は同94.9%の106万5,000枚となった。レンタル店用は売上額が同90.5%の31億600万円、数量は同105.3%の181万5,000枚。雑誌・コミックなどに付く「特殊ルート」のDVDは、売上額が6,500万円で、数量は32万9,000枚。

　2016年5月の新作BDビデオは、販売用が前年同月比93.5%の188タイトル、レンタルは同125%の20タイトル。新作DVDは販売用が同89.2%の298タイトル、レンタルは同102.7%の374タイトル。