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NFJ、ヘッドフォンとスピーカーも駆動できる小型USB DACアンプ。2,980円から

 ノースフラットジャパンは、NFJブランドの新製品として、USB DAC機能を備えたデジタルアンプ兼ヘッドフォンアンプ2機種を7月28日に発売する。価格は、「UPA-152J MkII」が2,980円(税込)、「UPA-D152J」が3,980円(税込)。直販サイトで販売する。

UPA-152J MkII

 どちらも低価格なUSB DAC搭載アンプでUSBバスパワーで動作可能。パソコンと接続して、手軽にスピーカーやヘッドフォンをドライブできるという。2モデルの位置付けは、「UPA-152J MkII」が標準モデル、「UPA-D152J」が機能と音質をさらにアップさせた上位モデルとなっている。

UPA-D152J

UPA-152J MkII

 USB DACとしては、48kHz/16bitまでのデータに対応。DACはC-Mediaの「CM108」を採用。出力はスピーカーターミナルに加え、ステレオミニのヘッドフォン出力も装備。スピーカーの最大出力は15W×2ch。アンプ部にはTIの「TPA3130」を使っている。

UPA-152J MkIIの背面

 従来モデル「UPA-152J」から、電源回路の「CURRENT ADJUSTED CHARGING SYSTEM」を強化。USB規格の範囲内の電流量で、最大出力を大幅に向上させ、駆動力が向上。「低音大音量でも歪みにくく高音質化を実現した」という。アナログ回路とデジタル回路との相性をオーディオ的に考慮し、回路も再設計している。

 フロントパネルにスピーカー出力のON/OFFスイッチを新設し、接続したPCのOS起動時やUSBケーブルの抜き挿しで起こるポップノイズを手軽に回避できるという。DACやデジタルアンプの主要回路には、オーディオ専用部品を採用した。

 外形寸法は66×84×27mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は143g。

UPA-D152J

 USB DACは48kHz/16bitまで対応。DACはC-Mediaの「CM108」。出力はスピーカーターミナルに加え、ステレオミニのヘッドフォン出力も装備する。

UPA-D152Jの背面

 フルデジタルアンプICのSTMicro製「STA333」を搭載。スピーカーの最大出力は15W×2ch。USBレシーバからフルデジタルアンプICまで、デジタル信号で伝送する事で、高音質化を実現したとする。

 フルデジタルアンプICU内蔵機能であるトーンコントールも利用可能。バス/トレブルの調整ができるほか、ミュート制御もできる。なお、この調整はスピーカー出力のみで利用可能。

 電源回路は、UPA-152J MkIIのものをさらに進化させた「CURRENT ADJUSTED CHARGING SYSTEM II」。バスパワーで動作するが、駆動電流制御スイッチと、microUSB外部給電ポートを備える事で、出力や安定性を強化する事もできる。

 外形寸法は66×84×27mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は143g。