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Questyle、モノラルフルバランスモード搭載の新ヘッドフォンアンプなど

 Jは、Questyle Audio Technology製のヘッドフォンアンプ「CMA800R-G/LTD」、プリメインアンプ「CMA800P-G/LTD」、据え置き型DAC「CAS192D-G/LTD」の3製品を8月10日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格はヘッドフォンアンプが359,800円前後、プリアンプが419,800円前後、DACが359,800円前後。

 QuestyleのHi-Fiシステムで、いずれも外形寸法330×300×55mmで揃えている。

ヘッドフォンアンプ「CMA800R-G/LTD」

 「CMA800R-G/LTD」はモノラルフルバランスモードを搭載したQuestyle最高峰のヘッドホンアンプ。低歪と超広帯域増幅が特徴の「カレントモードアンプテクノロジー」を使用したフルディスクリート構成の純A級アンプを搭載。ゴールドリミテッドモデルの特別仕様として、伝導損失の少ないロジャースの高品位セラミックPCBを使用している。

CMA800R-G/LTD

 出力は180mW(7.5Vrms/300Ω/ステレオモード)。本機を2台用意し、モノラルフルバランスモードで動作させるとTHD+Nは0.00026%、最大出力は710mW(15Vrms/300Ω/モノモード)となる。

 アナログ音声入力端子は、バランス(XLR)とアンバランス(RCA)。出力端子はヘッドフォン(ステレオ標準)と、モノラルフルバランス(XLR)、プリアウト(RCA)。プリトロン製の専用設計トロイダルトランスや、ニチコンの22pcs 2200μF FGコンデンサ、WIMA社製FKP2コンデンサ、DALE製軍用抵抗などの厳選されたパーツを採用。消費電力は13W。

ヘッドフォン用プリアンプ「CMA800P-G/LTD」

 CMA800P-G/LTDはヘッドフォン用のプリアンプで、CMA800R-G/LTDと同様に、カレントモードアンプテクノロジーによるフルディスクリート構成の純A級アンプを搭載。低歪化と超広帯域増幅を実現するという。

CMA800P-G/LTD

 伝導損失の少ないロジャースの高品位セラミックPCBの採用や、プリトロン製の専用設計トロイダルトランスや、ニチコンの22pcs 2200μF FGコンデンサ、WIMA社製FKP2コンデンサなど高音質パーツも採用している。

 音声入力端子は、バランス(XLR)とアンバランス(RCA)。出力端子は、バランス(XLR)、プリアウト(RCA)で、出力レベルはバランスモードが13Vrms、シングルエンドモードが6.5Vrms。消費電力は9W。

DAC「CAS192D-G/LTD」

 独自のトゥルーDSDモードをサポートした据え置き型DACのゴールドリミテッドモデル。USBと光デジタル入力を備え、USB DAC動作時には、DSDネイティブ再生に対応する技術「トゥルーDSDモード」により、5.6MHzまでのDSDに対応。PCMは192kHz/24bitまで。DACはWollfsonの「WM8741」で、PCMモードでは5種類のデジタルフィルタを切り替えられる。

CAS192D-G/LTD

 プリトロン製専用設計トロイダルトランスや、ニチコン社製22pcs 2200μF FGコンデンサ、WIMA社製FKP2コンデンサ、ショットキーバリアダイオード整流器、22組の電流制御器などを採用。プリント基板はロジャースの高品位セラミックPCB。出力端子はバランス音声(XLR)とアンバランス(RCA)を各1系統。