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スカパー、リオ パラリンピックの24時間専門チャンネル。全種目放送

 スカパーJSATは、2016年9月に開催される「リオ 2016 パラリンピック」を24時間放送する専門チャンネルを開局すると発表。スカパー!契約者は追加料金なしで無料視聴できる。

 スカパーでは、大会期間中の9月8日〜19日(日本時間)にかけて、スカチャン0(CS 800/プレミアムサービス580)にて、日本人選手出場競技を中心に連日24時間体制で放送。NHKのサブライセンスを受けたもので、柔道や車椅子バスケ、水泳、自転車トラック、パワーリフティング、陸上競技など、日本人選手が出場する17競技に加えて、出場のない競技も含め、全種目を放送する。

日本人選手が出場する17競技を含む全競技を放送

 さらに、競技のダイジェスト映像やメダル獲得後の日本人選手インタビューなどを含む生放送2時間番組「リオパラ2016ハイライト」を大会期間中、毎日放送。この専門チャンネルは、映像配信サービスのスカパー!オンデマンドでも配信され、PCやスマートフォンなどからも視聴できる。

 パラリンピック特集サイトも開設し、選手や競技の情報など、大会をより楽しむためのコンテンツを用意。さらに、大会開幕直前となる8月26日/9月2日の各日午後11時から、「週刊スカパラニュース特大号」をBSスカパー! スカチャン0にて無料放送を予定するなど、大会を盛り上げる番組をラインナップする。

’14年ソチパラリンピック放送が好評。「パラリンピック放送はビジネスになる」

 スカパー!のリオ パラリンピック放送のキャッチコピーは「このスポーツは、想像を超える」。スカパー!リオ 2016 パラリンピックのテーマソングは、星野源の「Continues」(コンティニューズ)に決定した。

小牧次郎 取締役執行役員専務 有料多チャンネル事業部門長

 小牧次郎 取締役執行役員専務 有料多チャンネル事業部門長は、今回のリオパラリンピックの見所について、健常者の競技と異なり、柔道では最初から選手が組み合った状態から始まりスピーディーな一本技が見られる点や、パワーリフティングでは健常者選手が持ち上げる器具の2倍以上の重さを持ち上げるところ、などを挙げた。

 スカパー!オンデマンドの取り組みについては「前回のソチ パラリンピック放送後に、番組接触調査を行なったところ、(スカパー!の)契約当事者の年代は40代が多いが、実際にオンデマンドで見たという方の割合は10〜20代が最も高いことがわかった。おそらくインターネットで(競技の模様を)完全同時配信したので、それが寄与したのだと思う。今回も若い方に見ていただきたいと考え、PCやスマートフォンなどからの視聴を進めていく」と話した。

 また、スカパー!がパラリンピック放送を手掛ける意義について、報道陣からの質問に答えるかたちで「ソチパラリンピックの放送後、かつてないほどの反響とお褒めをいただき、我々の本気が伝わったと感じている。パラリンピックは素晴らしいスポーツ。見たら面白いし、スポンサーもつくので売れる。誰もやらないなら、我々がビジネスにする」と述べた。

日本テレビの鈴木健アナウンサー

 今大会に出場する柔道日本代表の北薗新光選手、パワーリフティング代表の西崎哲男選手も登場し、「リオパラ2016ハイライト」MCを務める鈴木健アナウンサーの進行の元、スポーツジャーナリストの増田明美氏、元水泳選手の中村真衣氏、元スピードスケート・自転車競技選手の大菅小百合氏とトークセッションを実施。約1カ月先に迫ったリオ パラリンピックについて、それぞれの抱負や意気込みなどを語った。

今大会出場の柔道日本代表 北薗新光選手(左)、パワーリフティング代表 西崎哲男選手(右)
「リオパラ2016ハイライト」出演者の増田明美氏(左)、中村真衣氏(中央)、大菅小百合氏(右)

 スカパー!リオ 2016 パラリンピックのテーマソングは、俳優・シンガーソングライターの星野源による新曲「Continues」に決定。今回の発表会に寄せられたビデオメッセージでは、「選手の皆さんはパラリンピック本番直前で、たくさんのトレーニングなどを続けてきていると思います。でもそれだけでなく、パラリンピックが終わった後も長く続く人生、そういったものを感じさせるような曲を作りました」と、選手らに向けてエールを贈った。

星野源

 河合純一 日本パラリピアンズ協会会長は、「今回、日本人選手が出場できるのは17競技だが、出られない競技も含めてすべての競技がスカパー!で見られる。人間の能力の限界、その力に触れていただける機会。今後もパラスポーツを応援していただきたい」とコメント。

 また副会長の大日向邦子氏は、「ソチオリンピックの時の放送でスカパーさんとご一緒させていただいたが、皆さんアスリートの魅力を伝えようという姿勢がとても真摯。選手の間でも、スカパーの前でなら本音が話せる、リラックスできるようだ」と話した。

パラリンピック水泳金メダリストの河合純一 日本パラリピアンズ協会会長
アルペンスキーメダリストの大日向邦子 日本パラリピアンズ協会副会長
スカパーJSATの高田真治代表取締役社長

 スカパーJSATの高田真治社長は、2008年以来今回が4回目のパラリンピック放送となることを紹介し、「障がい者の競技をスポーツ中継として放送すること、選手をアスリートとして見せることが、パラリンピックにかける我々のフィロソフィ。2020年に行なわれる東京パラリンピックでは、各競技会場を観客で満員にできるようにしたい。今回のリオの放送はその意味で大変重要」と述べた。

スカパー!リオ2016パラリンピックTVCM―このスポーツは、想像を超える。60秒