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PreSonus、Wウーファの「Eris MTM」などモニタースピーカー4製品

 エムアイセブンジャパン(MI7)は、PreSonusのアクティブスピーカー新製品として、縦置き/横置き両対応の「Eris MTMシリーズ」と、カスタムAMTツィータ採用の「Rシリーズ AMT」の2シリーズ4製品を22日より発売開始した。価格はすべてオープンプライス。直販価格(1台)は、Eris MTMシリーズの「E44」が29,800円、「E66」が39,800円。Rシリーズ AMTの「R65」が49,800円、「R80」が59,800円。

Eris E66

 発売を記念し、9月末までは4製品すべてが25%値下げの「イントロ価格」で販売。1台の価格はE44が22,350円、E66が29,850円、R65が37,350円、R80が44,850円。

R80

Eris MTMシリーズ

 Kevlarミッドウーファ×2とシルクドームツィータを採用した、2ウェイのニアフィールド用モニタースピーカー。各ドライバはMTMデザイン、またはD'Appolitoと呼ばれるレイアウトで配置され、軸外の特性と空間解像度が向上。これにより、一貫性のあるリスニング体験、スムーズな周波数特性、超ワイドでディテールに優れたサウンドステージが得られるとする。

Eris E44

 ミッドウーファは、E44が4.5インチ、E66が6.5インチ。ツィータはどちらも1.25インチ。エンクロージャはフロントバスレフ。ウーファとツィータをそれぞれ別のアンプで駆動するバイアンプ構成で、出力はE44が50W/35W(ウーファ/ツィータ)、E66が80W/65W(同)。周波数特性はE44が55Hz~22kHz、E66が45Hz~22kHz。クロスオーバー周波数はE44が2.9kHz、E66が2.4kHz。

 入力端子は、バランスXLR、バランス1/4 TRS、アンバランス(RCA)を各1系統装備。内蔵電源には、オン時のポップノイズを防ぐアンプの「ソフトスタート」機能などを搭載。前面のPreSonusロゴバッチはブルーに発光し、設置方向に合わせた回転も可能。外形寸法/重量はE44が365×180×180mm(幅×奥行き×高さ)/5.4kg、E66が460×215×250mm(同)/10.6kg。

Rシリーズ AMT

 44cm2のAMTリボンツィータを採用した、2ウェイのニアフィールド用モニタースピーカー。0.01mm未満のKapton振動板と、ボイスコイルとして機能するアルミニウム製回路を使用し、過渡特性を向上している。

R65

 R65は6.5インチ、R80は8インチのカスタムKevlarウーファを搭載。エンクロージャはフロントバスレフ。アンプはバイアンプ構成で、出力はどちらも100W/50W(ウーファ/ツィータ)。周波数特性はR65が45Hz~22kHz、R80が40Hz~22kHz。クロスオーバー周波数はR65が2.7kHz、R80が2.6kHz。

 入力端子は、バランスXLR、バランス1/4 TRS、アンバランス(RCA)を各1系統装備。室内配置補正の「Acoustic Space」などを備える。

 ブラックとブルーの2色をラインナップし、スタジオの内装デザインに合わせて選べる。フロントパネルカバーは脱着可能。外形寸法/重量はR65が203×261×328mm(幅×奥行き×高さ)/6.65kg、R80が241×309×379mm(同)/9kg。