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ソニー、ネットワーク再生も可能なテレビ台座型2.1chスピーカー
2016年8月30日 13:16
ソニーは、テレビ下などに設置するボード(台座)タイプのスピーカー「HT-XT2」を9月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35,000円前後。
テレビの下に設置して高音質化できる台座型のスピーカーで、2ウェイのステレオスピーカーとサブウーファを1つの筐体に内蔵。'14年に発売した「HT-XT1」の後継で、Bluetoothに加え、新たに無線LANとEthernetも搭載し、機器連携のSongPal Linkなどネットワーク機能を強化。DSDを含むハイレゾファイルの再生機能も追加した。高音質コーデックのLDACもサポートしている。S-Masterデジタルアンプを内蔵し、最大出力は、フロントスピーカーが35W×2ch、サブウーファが100W。
ユニットは、フロントが20mm径バランスドーム型ツイータと40×100mmウーファ、サブウーファが120mm径。サブウーファのエンクロージャはバスレフ型。
HDMI端子は1系統のみで、ARC対応テレビとの接続に特化した。そのほか、光デジタル入力も備える。
スマホ/タブレット向けアプリ「SongPal」からも操作可能。機器連携のSongPal Link対応により、別売の対応スピーカーを追加して最大4.1chに拡張可能な「ワイヤレスサラウンド」に対応。同日に発表されたコンパクトモデル「HT-ZR5P」(実売5万円前後/ペア)のほか、既発売の「SRS-ZR7」(実売4万円前後/1台)、または「h.ear go(SRS-HG1)」(実売28,000円前後/1台)を2台ペアリングすると、ワイヤレスのリアスピーカーとして利用できる。なお、HT-ZR5P/SRS-ZR7は電源ケーブルの接続が必要。
このほか、複数の対応機器を設置して別の部屋で同じ曲を同時に聴ける「ワイヤレスマルチルーム」にも対応する。Google Cast for Audioもサポートし、対応する音楽配信サービスの曲をスピーカー本体で受信して再生できる。Bluetoothスピーカーとしても利用可能。NFCでのペアリングにも対応する。コーデックはLDAC/AAC/SBCをサポート。
ネットワーク接続したNASなどのサーバーや、USBメモリ内にあるハイレゾ楽曲再生が可能。再生対応フォーマットはDSD(最大5.6MHz/PCM変換)や、192kHz/24bitまでのFLAC、WAV、Apple Lossless、AIFFなどに対応する。なお、スピーカー自体はハイレゾ対応ではない。
バーチャルサラウンド技術「S-Force Pro フロントサラウンド」を搭載。高音質化技術のClearAudio+や、圧縮音源補間のDSEEも搭載する。
天板にはガラス素材を使用。外形寸法は約720×325×80mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約8.5kg。リモコンやHDMIケーブルなどが付属する。