ChromeブラウザにGoogle Cast機能統合。ChromecastやAndroid TVに出力

　Googleは29日(米国時間)、WebブラウザのGoogle Chromeに「Google Cast」機能を統合した。これにより、ChromecastやAndroid TVなどの機器に、映像や音声をChromeから簡単に出力できるようになる。

ChromeからCast

　Google Castは、アプリやブラウザから操作を行ない対応機器に映像や音声を出力できる機能。出力機器としては、GoogleのChromecastやChromecast for Audioのほか、Android TVや多くのGoogle Cast対応スピーカーなどが発売されている。

　WebブラウザのChromeからは、これまで拡張機能をもちいて“Cast”対応していたが、最新のChromeでは、Google Cast機能を統合。Cast対応のWebサイトやサービスでCastアイコンを選ぶ、もしくはブラウザのメニューから[キャスト(Cast)]を選び、出力機器を選択することで、Ghromeの画面や、Google Play Musicの音楽などを出力可能になる。

Chromeメニューから[キャスト]を選択

　Google Castの利用者は拡大しており、1カ月間で3,800万人が利用し、5,000万時間以上の映像、音楽が再生されているという。