ニュース
「業界をリードするNC能力」、ソニーのワイヤレスヘッドフォン最上位「MDR-1000X」
2016年9月3日 08:00
ソニーは、ドイツで開幕した「IFA2016」において、業界最高クラスというノイズキャンセリング(NC)機能を備え、利用者にNC設定を最適化する機能なども搭載、音質にもこだわったワイヤレスのフラッグシップヘッドフォン「MDR-1000X」を発表した。429ユーロで、10月に海外で発売予定。
Bluetoothに対応したワイヤレスヘッドフォン。ハイレゾ相当でのワイヤレス伝送が可能なLDACコーデックに対応。SBC/AAC/aptXもサポートする。
さらに、ヘッドフォンに独自のDSEE HXを搭載。非ハイレゾ楽曲を再生する場合も、圧縮音源をアップスケーリングして再生、ハイレゾ相当のサウンドが楽しめるという。
「業界をリードする」というNC機能を装備。フィルタリング処理の進化や、デュアルノイズセンサーテクノロジー、新開発のイヤーパッドを組み合わせて実現したという。
新機能「Personal NC Optimizer」も搭載。装着したユーザーに合わせて、最適なNC設定を行なうというもの。
このほかにも、外の音を取り込んでアナウンスなどを聞きもらさないようにする「Quick Attention」や、適度に外音を取り込む「Ambient Sound Mode」なども利用できる。これらの技術は、新開発の「SENSE ENGINE」で実現している。
ドライバユニットは40mm径。振動板は液晶ポリマーにアルミニウム薄膜をコーティングしたものを採用。再生周波数帯域は4Hz~40kHz。ステレオミニケーブルの優先接続にも対応し、銀コートOFCの1.5mケーブルも同梱する。
内蔵バッテリでの連続使用時間は最大20時間。ノイズキャンセリング機能をOFFにした場合は22時間。重量は約275g。