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産業用ドローンにキヤノンの映像機器。キヤノンマーケティングがプロドローン社に1億円出資
2016年9月5日 13:42
キヤノンマーケティングジャパンは、産業用ドローンシステムの製造・開発を行なう名古屋のプロドローン社に第三者割当により1億円を出資。同社のドローンにキヤノン製の映像入力機器を搭載し、 撮影した高精細な画像データの映像解析ソリューションや関連サービスを展開する予定。
プロドローンは、 産業用ドローンのカスタマイズやソフトウェア提供を行なう国内メーカー。機体設計やソフトウェア開発に関して、高い技術力を持つという。産業用ドローンは農業、 運送、 インフラ点検、 警備・監視など多岐にわたる分野での活用が進んでいる。
キヤノンマーケティングジャパングループは、2016年より開始した5カ年計画「長期経営構想フェーズIII(2016年~2020年)」において、 「イメージング&ITソリューション」による成長領域へのシフトと事業領域の拡大を推進。ドローンを活用した新たなソリューションの提供を目指しており、今回の出資もその一環。
プロドローン社のドローンへの、キヤノン製の映像入力機器の搭載、映像解析ソリューションや関連サービスの展開に加え、同産業用ドローンの主たるディストリビューターとして、 全国にドローン機材の提供と、 関連サービスとサポートも実施予定。