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パナソニック、1型センサーと光学20倍ズーム搭載で45万円の業務用4Kカメラ
2016年9月7日 19:09
パナソニックは、1型MOSセンサーを搭載し、3,840×2,160ドット/60p撮影が可能な業務用カメラ「UXシリーズ」2機種を発売する。価格と発売時期は、「AG-UX180」が45万円で12月、「AG-UX90」が33万円で11月。
業務用AVCHDカメラ「AVCCAMシリーズ」の後継モデル。4K映像コンテンツの需要の高まりを受け、「プロ映像制作の4Kへのシフトアップを容易にしながら、かつ従来のHDハンドヘルドビデオカメラ同等の機動性、操作性、ワークフローを踏襲した仕様・機能・デザインを兼ね備えた」という。
AG-UX180の特徴
「AG-UX180」は、業界最広角という24mmからの光学20倍ズームレンズを採用。補正範囲を約900%に拡大したという光学手振れ補正「O.I.S」も備え、より安定した手持ち撮影ができるという。マイクロドライブフォーカスユニットを用いて、4Kでも高速で安定性・追従性に優れたインテリジェントAFが利用可能。
4K(4,096×2,160)/24pや、UHD(3,840×2,160)/60p/50p、1080/60p/50p記録が可能。HD解像度での120fps/100fpsスロー撮影にも対応。SDカードスロットは2基搭載しており、UHDと1080pのデュアルコーデック記録、リレー/サイマル/バックアップ記録、IR暗所撮影、3G-SDI出力、TCプリセット入/出力を備えたUXプレミアムモデルと位置付けられている。
3.5型タッチ液晶モニタ、0.39型の有機EL(OLED)ビューファインダも搭載。3G-SDI出力、XLR音声入力、TCプリセット入/出力、HDMI出力などのインターフェイスも備えている。
AG-UX90の特徴
「AG-UX90」のレンズは広角24.5mm(フルHD時)で、光学15倍ズーム。マニュアル3リング、フォーカスアシスト、ユーザーボタンを装備。補正範囲を約900%に拡大した光学手振れ補正「O.I.S」装備。
UHD/30p、1080/60pまでの記録に対応。ダブルSDメモリーカードスロットを備え、リレー/サイマル記録が可能。
3.5型タッチ液晶モニタや、0.24型の液晶ビューファインダも備え、「操作性に拘ったプロフェッショナル・デザイン」になっているという。
別売のワイヤレスモジュール「AJ-WM30」を装着すると、iPadアプリ「AG ROP」からの操作が可能。
スキンディテール、マスターディテール、8モードガンマ、シーンファイルなどプロ用の画質調整機能も備えている。端子は、XLR音声入力、HDMI出力、ワイヤードリモートなどを備えている。