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パイオニア、ライブインフォやストリーミング音楽対応の「サイバーナビ」

 パイオニアは、カロッツェリアブランドのカーナビ「サイバーナビ」のベーシックモデルとして、7型液晶を備えた「AVIC-CW700」、「AVIC-CZ700」を10月より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はいずれも128,000円前後。

サイバーナビ「AVIC-CW700」

 6月に発売しサイバーナビのラインナップに、コストパフォーマンスの高いベーシックモデルとして、2製品を追加。7型/840×480ドットの液晶を搭載し、「AVIC-CW700」は200mmワイド型、「AVIC-CZ700」は2Dメインユニットタイプ7型液晶を搭載する。

サイバーナビ「AVIC-CZ700」

 ディスプレイとサイズ以外の主な仕様は共通で、ユーザーインターフェイスはピンチイン/アウトなどの操作に対応、交通量の変化や周囲の状況を画像でドライバーに通知する「ライブインフォ」にも対応している。新地図データフォーマットや高い自車位置精度に加え、プローブデータを活用して最適なルートを探索する「スーパールート探索」が可能。VICS WIDEにも対応し、詳細な渋滞情報取得とそれを活かしたルート検索が行なえるという。

 地上デジタルチューナとDVD、Bluetoothを搭載。AV機能にもこだわり、オーディオ基板とカーナビ基板を独立構成として、ノイズを排除し、信号伝送・電源供給パターンを採用するなどの高音質設計を採用。48bitデュアルコアDSPや高音質オーディオパーツを採用する。USB端子やSDカードスロットを備えており、USBメモリやSD内の楽曲再生に対応。FLACやWAVも再生可能で、192kHz/24bitまでのハイレゾ音源は、44.1kHz/16bitにダウンコンバートして再生できる。

 さらに通信と連携し、音楽ストリーミングサービス「ミュージッククルーズチャンネル(MCC)」に対応。場所や時間帯に応じたチャンネルをレコメンドするMCCの「ライブレコメンド」機能や、スマートフォン内の楽曲を再生する「MCCライブラリーモード」にも'16年秋に対応予定。カーナビ起動音などの各種効果音はCAPSULEの中田ヤスタカ氏が担当している。オーディオ出力は50W×4ch。

 リアモニターにナビ画面などを映し出せるほか、独立したAVソースを再生する「リアセパレートモード」にも対応する。

 別売のマルチドライブアシストユニットとの連携により、前方車両と接近した際に注意喚起する「先進運転支援機能」や車の異常を検知して知らせる「ライブカーセキュリティ」に対応する。