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4K対応TVの8月出荷は前年比155.3%。電子機器全体の出荷額は105.9%
2016年10月3日 19:21
電子情報技術産業協会(JEITA)は9月28日、2016年8月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。8月の電子機器の出荷金額は前年同月比105.9%の967億円。内訳は、映像機器が同94.1%の454億円、オーディオ関連機器は同83%の63億円で共に前年割れ。カーAVC機器は同126.6%の449億円だった。
8月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比98.6%の32万5,000台。このうち、4K対応テレビは前年比155.3%の7万7,000台で、薄型テレビ全体に占める割合は23.5%。4Kテレビの出荷金額は157億円となり、薄型テレビ全体の出荷金額299億円に占める割合は52.6%となった。ハイブリッドキャスト(Hybridcast)対応のテレビは前年比109.4%の11万9,000台で、テレビ全体における割合は36.5%。
サイズ別では、29型以下が同67.2%の6万5,000台、30〜36型が同96.9%の9万7,000台、37〜49型が同127.8%の10万8,000台、50型以上が同113.6%の5万6,000台。構成比は順に20%、29.7%、33.2%、17.2%。
BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比97.5%の18万2,000台。内訳は、BDレコーダが同93.9%の13万8,000台、BDプレーヤーが同110.9%の4万5,000台。DVDビデオは同88.8%の4万1,000台。ビデオカメラは同73.5%の6万6,000台だった。
システムオーディオの出荷台数は9万7,000台。スピーカーシステムは5万台。ステレオヘッドフォンは前年比109.5%の66万9,000台でプラスに転じた。ラジオ受信機は前年同月比125.9%の11万4,000台で3カ月ぶりのプラス、ICレコーダは同92%の6万台。
カーAVメインユニットは前年比94.1%の18万1,000台で5カ月連続マイナス。カーナビは前年同月比137.5%の46万8,000台で5カ月連続プラス。
JEITAは既報の通り、オーディオ関連機器やカーAVC機器の統計体系変更を行なったため、前年比の数値は参考値となる。