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5万円でダイレクトドライブ、USB出力対応のターンテーブル。オーテクから

 オーディオテクニカは、USBデジタル出力も可能なアナログターンテーブル2機種を11月18日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は「AT-LP5」が5万円前後、「AT-PL300USBII」が2万円前後。

AT-LP5

AT-LP5

 ダイレクトドライブ方式のターンテーブル。専用設計のVMカートリッジ「AT95EX」と、アルミニウム製ヘッドシェル「AT-HS10」を搭載。カートリッジ交換も可能。アームは独自デザインのJ字型トーンアーム。

AT-LP5

 プラッターはアルミニウム合金仕上げで、制振設計を施した5mm厚のラバーマットを配置。メンテナンス性や拡張性を考慮し、着脱式RCAコネクタとアースコネクタを採用している。33 1/3、45回転を切替可能。 フォノイコライザも備えている。

トーンアーム部

 USB出力を備えており、再生するレコードの音をPCにUSBで入力し、44.1kHz/16bitのWMA形式でデジタル化可能。ユーザーは、曲の自動分割や曲情報の自動認識に対応するソフト「MusiCut Plus」がダウンロードできる。このソフトはWindows Vista/7/8/8.1/10に対応する。

 なお、オーディオテクニカがターンテーブルの新機種をリリースするのは2009年以来。ホームリスニンググループの高橋俊之リーダーは、「今回のモデルでは“初心者にも優しい事”が最大の特徴。付属ソフトでのキャプチャも手軽で、曲名も自動で入れてくれる。年配の方やビギナーの方でも試しにやってみようと思っていただける事を重視した」という。

 また、独自デザインのJ字型トーンアームについて高橋氏は、「昔、オーディオテクニカはトーンアームも開発していた。当時の技術者は、今は重鎮になっているので、いろいろなノウハウを教えていただきつつ、相談しながら開発した。デジタルよりもアナログの方が細かい微調整が大切で、我々(若いエンジニアが)どうやればいいのかなと悩んでいるところを、(年配のエンジニアが)ちょっと触るとキレイに動いたりと、職人芸に触れる機会もあった。こうしたノウハウを社内で今後も継承していきたい」と開発秘話を語った。

ホームリスニンググループの高橋俊之リーダー

 また、外観にもこだわり、「奥さんに(リビングなどに置いていても)許してもらえるような、カッコイイデザインにまとめた」(高橋氏)という。不要振動を抑制し、水平調整も可能な大型インシュレータも採用。外形寸法は450×352×157mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は8.5kg。消費電力は6W。

AT-PL300USBII

 ベルトドライブのターンテーブル。カートリッジはVM型。33/45回転に対応する。レコードをセットし、STARTボタンを押すだけで手軽に聴けるフルオート再生も可能。フォノイコライザも搭載する。

AT-PL300USBII

 プラッターには、アルミニウム合金ダイキャスト仕上げを採用。クリアな再生を実現したとする。

AT-PL300USBII

 LP5と同様、USB出力を備え、PC用ソフト「MusiCut Plus」を使い、WMA形式でデジタルキャプチャが可能。

デジタルキャプチャもできる

 外形寸法は360×357×97mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.7kg。消費電力は3W。

AT-PL300USBIIのUSB端子部分