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デュアルチャンバーの低域に、繊細さも加えたイヤフォン「Series5」
2016年10月14日 12:36
WiseTechは、中国TFZのイヤフォン「Series5(TFZ-SZ5)」と「Series3(TFZ-SZ3)」を10月23日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、Series5が13,200円前後(税込)、Series3が9,980円前後(税込)。
シリーズ共通の特徴として、2つのチャンバーにより低域を増幅し、ワイドレンジで量感のある低域を実現したというダイナミック型のイヤフォン。7月にe☆イヤホン限定で発売した「Series1」(実売6,480円前後/税込)の上位モデルで、Series5/3はe☆イヤホン以外でも販売する。フジヤエービックの「秋のヘッドフォン祭2016」では、10月22日より特設会場で先行販売する。
「細部までこだわり抜いたTFZ渾身のモデル」というSeries5は、ドライバー内部の振動板とコイルをより高品質なパーツに変更。TFZの特徴とするダイナミックなサウンドに加え、音場感と解像度を向上。「上位機種にふさわしい繊細かつ力強いダイナミックサウンド」としている。
2機種とも、ドライバユニットは12.5mm径。ハウジング外側に、削り出し加工したアルミ素材を使用し、制振性の高いアルミによって不要な振動を抑え、クリアな再生を可能にしたという。
ケーブルは銀メッキのOFC線。「はっきりとした輪郭の低音に自然で伸びやかな中高域再生を可能にする」としている。ケーブルは耳掛け式で、装着性を高めるシリコンイヤーフックも同梱する。ケーブル長は120cm。プラグはステレオミニで、約45度に傾斜させてケーブルへの負担を軽減している。
再生周波数帯域は、Series5が6Hz~30kHz、Series3が8Hz~24kHz。音圧感度はSeries5が105dB、Series3が107dB。インピーダンスは12Ω、ケーブルを含む重量は約18gで共通。S/M/Lサイズのイヤーピースに加え、ダブルフランジと低反発のイヤーピースも付属する、ソフトケースやケーブルクリップも同梱する。