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Optoma、レーザーとデュアルホイールで高輝度/広色域の短焦点プロジェクタ

 オーエスは、高輝度3,200ルーメンのレーザー光源を採用したOptoma製DLPプロジェクタ「ZW310ST」を10月24日より発売する。1mで100型を投写可能な短焦点レンズを搭載。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は20万円前後。Optomaが日本に初めて投入するレーザー光源プロジェクタとなる。

ZW310ST

 0.65型/1,280×800ドットのDMDパネルを搭載した短焦点DLPプロジェクタ。光源に青色レーザーを採用しており、蛍光ホイールとRGBに黄色を加えたカラーホイールで分色するデュアルホイール機構を搭載。レーザー特有の斑点状ノイズを抑え、水銀ランプ式と比べて約120%広い色域を再現できるとする。輝度は3,200ルーメン、コントラスト比は13,000:1。中間色の輝度を向上するBrilliantColor技術も採用している。

青色レーザー光源とデュアルホイール機構を採用
前面

 レンズはF2.7の固定短焦点で、ミラーを使用しないため映像の歪みが少ないという。投写画面サイズは60型~100型(投射距離0.56〜1.01m)。台形補正機能(垂直)は±10度。レンズシフトは非搭載。

 外付けエミッタが不要なDLP Link方式の3D表示に対応し、別売の3Dアクティブグラス「ZD302」を利用して、クロストークを抑えた3D映像が楽しめる。

上面

 映像入力はHDMI×2、コンポーネント/アナログRGB兼用のミニD-Sub 15ピン×2、コンポジット×1を装備。音声入力はステレオミニとアナログRCA、マイク(ステレオミニ)を各1系統備える。出力はミニD-Sub 15ピンと、ステレオミニのアナログ音声が各1系統。出力10Wのモノラルスピーカーも搭載する。

 光学エンジン部はIP5相当の防塵性能を備え、さらにダストフィルターでホコリの侵入から本体を保護。レーザー光源のため耐久性に優れ、約2万時間の長寿命を実現した。騒音値は32dB(エコモード)。外形寸法は383×307×116mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.5kg。リモコンなどが付属する。

背面