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オンキヨー未発表モデル「A800」がヘッドフォン祭で披露。プレーヤー機能強化も

 オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、10月22日~23日に東京・中野サンプラザで開催される「秋のヘッドフォン祭 2016」において、発表前のハイレゾ対応ヘッドフォン「A800」を参考出展するほか、ハイレゾ対応ポータブルプレーヤーの新機種「DP-X1A」や「XDP-300R」なども展示する。

発表前のハイレゾ対応ヘッドフォン「A800」

発表前のヘッドフォンなど展示

 オンキヨーブランドで参考出展されるのは、50mmドライバを搭載したハイレゾ対応の開放型ヘッドフォン「A800」。詳細は未定だが、IFA 2016など海外のイベントでは参考展示されており、3層のドライバを採用し、より正確にディテールを再現できることを特徴としている。'70年代に発売したヘッドフォン「HP-100」にインスパイアされたデザイナーが手がけたという、極太なヘッドバンドも特徴。

IFA 2016での参考展示

 また、11月に発売するバランスド・アーマチュアドライバ2基に6mm径ダイナミック型ドライバを組み合わせたハイブリッドイヤフォン「E900M」も展示する。パイオニアブランド製品では、18日に発表した新デザインの「Style」シリーズ2製品を展示。Bluetooth対応の「SE-MS7T」と有線の「SE-MS5T」で、いずれもケーブル接続時はハイレゾ対応。その他にも、カスタムイヤフォンなどの展示も行なう。

ポータブルプレーヤー最新機種披露。アップデートも実施

 10月発売のポータブルハイレゾプレーヤーの新機種「DP-X1A」(オンキヨー)と、「XDP-300R」(パイオニア)も正式発表後では初めて展示される。

DP-X1A

 DP-X1Aは、バランス対応の従来機DP-1の性能を継承しつつ、新たな大容量コンデンサなどを備えて音質のブラッシュアップを図ったモデル。XDP-300Rは、従来機のXDP-100Rからの変更点として、新たにDAC 2基とフルバランス回路を備えている。

XDP-300R

 10月20日に、これら新モデル2機種と、従来機のDP-X1/XDP-100Rの「Music」アプリをアップデート。プレイリスト作成/編集の強化を行ない、複数楽曲を一斉にリストに追加できるようになるほか、リストのトータル再生時間表示や、リストに好きな画像を設定することも可能になる。さらに、タグ情報に埋め込んだ“ふりがな”順のソートにも対応。曲名、アーティスト名、アルバム名、アルバムアーティスト名、作曲者などでふりがなを基に並び替えできるようになる。

プレイリスト作成/編集機能などを強化