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東芝、ゲーム向けHDD好調などで業績予想を上方修正

 東芝は31日、2016年度第2四半期連結業績予想の上方修正を発表した。6カ月累計の売上高は9月28日公表の前回予想比で300億円プラスの2兆5,800億円、営業利益は同250億円プラスの950億円、純利益は同300億円プラスの1,150億円。

 9月公表の予測値は、8月末までの実績値をベースに策定していたが、スマートフォン向けメモリやパソコン向け、ゲーム向けHDDの需要が好調で、売上水準が想定を上回った。加えて、コスト圧縮や顧客要望による販売前倒し等により、ストレージ&デバイスソリューション分野において、前回公表時と比較して、約130億円の営業利益増となった。

 また、エネルギーシステムソリューション分野を中心に、原子力事業と火力・水力発電事業が好調に推移。これらにより営業利益は250億円の増加となった。なお、2016年度第2四半期連結決算の公表は11月11日を予定している。