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富士通テン、ドライブレコーダ内蔵したカーナビ「録ナビ」。カメラ付属で約14万円
2016年11月14日 13:58
富士通テンは、カメラが付属し、ドライブレコーダ機能も内蔵した2DINサイズの「ECLIPSEカーナビ」Dシリーズ「AVN-D7」を12月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は14万円前後(税込)。ワイドモデルの「AVN-D7W」も同時期に発売する。
また、ドライブレコーダ機能は内蔵していないが、SDカードスロット、DVDドライブ、Bluetooth受信機能、地上デジタルチューナなどを備え、通信ユニットも同梱したSシリーズ「AVN-S7/AVN-S7W」、通信ユニットは付属しないベーシックなRシリーズ「AVN-R7/AVN-R7W」も12月上旬に発売。価格はオープンで、店頭予想価格は「AVN-S7/AVN-S7W」が各15万円前後(税込)、Rシリーズ「AVN-R7/AVN-R7W」が11万円前後(税込)。
ドライブレコーダをナビに内蔵したDシリーズ「録ナビ」
Dシリーズの「AVN-D7」、「AVN-D7W」は、フロントガラスに取り付けるカメラを同梱した「録ナビ」。ドライブレコーダー機能をナビに内蔵しているため、GPSアンテナやマイクをナビと共用しており、追加でカメラを取り付けるだけでドライブレコーダ機能が利用でき、スッキリ取付けられ、前方の視界を妨げないという。
動画は水平117度、垂直70度の範囲をフルHDで録画でき、HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影にも対応。センサーは1/2.7型CMOS。フレームレートは28fps。カメラは200万画素。microSDカードも同梱する。
別売のバックアイカメラを追加する事で、後方の映像も同時に記録可能。信号待ちや渋滞中の後方からの追突など、車両の後方への不安を軽減できるという。前方カメラと共に、「常時記録」、「イベント記録」、「手動記録」の3つの記録に対応する。
「もしもの時にすぐ見たい」、「風景の撮影後にすぐ見たい」、「後で思い出に浸りたい」というニーズに応える、3タイプの選択画面で再生可能。大きなディスプレイを活かし、サムネイルから選んだり、地図から選択するなど、直感操作で再生できるという。
また、無線LAN機能を使い、録画した動画をスマートフォンへ転送・確認する事もできる。
全モデル共通の特徴
いずれのモデルも、ナビとオーディオを融合したインターフェイスを採用。案内に必要な道路や文字を目立たせつつ、シンプルで見やすい地図表現で、ドライブ中でも視認しやすいという。
さらに、ひと目で機能や操作イメージがわかるイラスト・アイコンを随所に表示。複雑な操作画面には操作イラストも入っている。トリプルコアCPUを採用し、動画を再生しながらのナビ操作などもスムーズに可能。地図のフリック(スクロール)、ピンチ(拡大・縮小)などもストレスなく操作できるという。
ディスプレイは7型で800×480ドット、型番にWがつくのはワイドモデル。静電容量式のタッチパネルを採用。画面や操作ボタン部に段差や仕切りのないフルフラットデザインを実現した。さらに、光沢パネルとすることで、色鮮やかさや、黒の引き締まりを際立たせたという。
地上デジタルの12セグと、ワンセグ受信に対応。4チューナ、4アンテナ方式で安定した受信ができるDVDビデオ再生が可能なDVDドライブや、AM/FMラジオ、Bluetooth受信も可能。スピーカー用のアンプ出力は49W×4ch(MOS-FET)。
CDを、ナビに接続したSDカードに、最高4倍速でリッピングする事も可能で、通信機能を使い、取り込んだ音楽ファイルに楽曲名などの情報を付与できる。
無線LAN機能を備え、Sシリーズでは通信ユニットも同梱。「目的地周辺駐車場検索」、「自動地図更新」などの「つながるナビ」機能が利用できる。D、Rシリーズも無線LAN経由で利用可能。 準天頂衛星みちびきや、VICS WIDEにも対応する。