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RHAのポタアンやイヤフォン2製品の発売が12月9日に延期。感度変更も

 ナイコムは、英RHA初のポータブルDAC/ヘッドフォンアンプ「Dacamp L1」と、イヤフォン「CL1 Ceramic」、「CL750」の発売日を12月9日に延期すると発表した。e☆イヤホンとフジヤエービックでの先行発売も12月2日に延期する。理由については「諸般の事情」と説明している。

Dacamp L1

 製品発表時はいずれも12月2日発売、先行販売を11月25日と告知していた。なお、価格に変更はない。

 Dacamp L1の価格は55,600円。DACチップにESS「ES9018K2M」を左右チャンネル個別で搭載。PCMは384kHz/32bitまで、DSDは11.2MHzまでサポートする。

 4ピンのミニXLRによるバランス出力に対応し、アンバランスのステレオミニも装備。出力は300mW(16Ω)、28mW(300Ω)。容量4,000mAhのバッテリで約10時間動作する。

4ピンのミニXLRによるバランス出力に対応

イヤフォン「CL1 Ceramic」「CL750」は感度が変更に

 いずれもDacamp L1での利用を想定し、150Ωと高インピーダンスのイヤフォン。価格は、CL1 Ceramicが47,800円。CL750が15,900円。

 仕様の変更も発表され、感度はCL1、CL750共に89dBとなった。従来はCL1が87dB、CL750が86dBだった。

CL1 Ceramic
CL750

 2モデルの違いは、CL1が中低域用のCLダイナミック型ユニットと、高域・倍音用のセラミックプレートドライバによるハイブリッド型で、sMMCX端子によるリケーブルに対応。CL750は広帯域再生可能なCLダイナミック型ドライバを搭載し、リケーブルはできない。