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ローランド、新USBオーディオI/F「Rubix」。使いやすさ一新、ネット配信にも

 ローランドは、USBオーディオインターフェイス製品の新シリーズ「Rubix」3製品を2月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4入力/4出力対応の「Rubix44」が33,000円。入力2/出力4の「Rubix24」(店頭予想価格23,000円前後)や、入力2/出力2の「Rubix22」(同18,000円前後)もラインナップする。

Rubix44

 同社USBオーディオインターフェイス「UAシリーズ」の基本性能を引き継ぎながら、本体正面や上から音声入力の状態を確認できる「レベル・インジケーター」を搭載するなど、使いやすさを向上。iPadやパソコンと楽器やマイクを組み合わせ、音楽制作やネット配信で利用できる。

Rubix24
Rubix22
本体正面や上から音声入力の状態を確認できる「レベル・インジケーター」

 最大192kHz/24bit対応のDACとADCを内蔵。入力端子はいずれもXLRと標準プラグのコンボジャックで、Rubix44が2系統、Rubix24/22が1系統。ギターなどを直接繋げるHi-Z入力や、コンデンサマイク用のファンタム電源に対応する。Rubix44/24の各マイク入力には、突発的な過度の入力に対応するコンプレッサー/リミッターを備え、前面パネルのツマミで設定可能。出力は、Rubix44/24が標準×2(バランス対応)と標準ヘッドフォン×1。Rubix22が標準×1(バランス対応)と標準ヘッドフォン×1。全モデルでMIDI入出力端子を備えている。

XLRコンボジャックを備える

 筐体は堅牢で高級感のあるメタルボディを採用し、ノイズとなる電磁波も遮断。さらに全出力にインピーダンス・バランス型出力回路やグラウンド・リフト機能による低ノイズ設計を採用。「楽器やソースが持つ繊細なサウンドをそのまま録音/再生できる」という。

 USBクラスコンプライアント対応により、iPadを使ったモバイルレコーディングやインターネット配信なども可能。iPad利用時は別売のLightning - USBカメラアダプタが必要となる。

 対応OSはWindows 7/8/8.1/10とMac OS X 10.10以上、iOS 9以上。Windows 10搭載のパソコンに接続すると、ネットワークからドライバを自動ダウンロード・インストールを行なうため、インストール作業の負担を軽減するという。音楽制作ソフトウェア「Ableton Live Lite」のライセンスが付属する。

 外形寸法と重量は、Rubix44が310×165×46mm(幅×奥行き×高さ)/1.8kg。Rubix24が183×165×46mm(同)/1.2kg。Rubix22が145×165×46mm(同)/1kg。

Rubix24の背面