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テイラーメイドイヤフォン「Just ear」がソニービデオ&サウンドプロダクツに移管

 ソニーエンジニアリングが運営していた“テイラーメイドイヤフォン”「Just ear」事業が4月1日からソニービデオ&サウンドプロダクツに移管される。運営社は変更されるものの、4月1日以降も販売元や製品仕様に変更はなく、東京ヒアリングセンター青山店で販売し、納品やアフターサービスも同店で行なう。

Just ear「XJE-MH1」

 Just earは、ソニーのヘッドフォンを多数手掛けてきたエンジニアの松尾伴大氏が中心となり展開。「テイラーメイドヘッドホンという考えのもと、洋服を仕立てるように一人ひとりの耳の形に合わせてヘッドホンを製作する」ため、受注時に耳型採取を行ない、納品時にはフィッティングを調整する。使用環境や好む音楽に合わせて最適な音質を提案する「XJE-MH1」(約30万円)と、音質プリセットモデルの「XJE-MH2」(約20万円)を用意する。東京ヒアリングケアセンターにおける耳型の採取も必要となる。

 ソニービデオ&サウンドプロダクツ(SVS)では、「Just Ear事業は、SVSが取り組む高音質を追求する戦略とも合致しており、さらにオーディオブランド強化に貢献できると判断し、移管する運びとなった」と説明している。