ニュース
長州力がバトーに!? 実写版「ゴースト・イン・ザ・シェル」公開前イベント
2017年3月30日 21:56
4月7日から全国公開される、ハリウッド実写映画版の「ゴースト・イン・ザ・シェル」。その紹介イベントが3月30日都内で行なわれ、主役の“少佐”に扮した武田梨奈さんと、相棒のバトーのコスプレでプロレスラーの長州力さんが登場した。
作品の舞台は近未来。脳以外は全身義体化した少佐(スカーレット・ヨハンソン)が、サイバーテロリストと対峙する中で、自分の存在に不信感を抱きながら「私は何者なのか? どこから来たのか?」という答えを求めて、荒巻(ビートたけし)やバトー(ピルー・アスベック)らをはじめとしたエリート捜査組織・公安9課のメンバーとともに奔走する物語。
武田梨奈さんは、スカーレット・ヨハンソン演じる少佐をイメージした黒のボディースーツをまとったセクシーなコスプレ姿で登場。「(スカーレット演じる少佐が)すごくカッコイイので恐縮ですが、この作品を観て一気にまたファンになりました。こんな衣装でアクションをするなんてとても難しいことだと思うので本当に凄いですね。スカーレットはカッコイイし美しいし、女性の憧れです。こんなアクション映画が出来たか! と思うくらい、アニメ的でもあるアクションが印象的ですし、日本人キャストの出演も刺激的でした」と挨拶。
作品の物語では、脳に入り込み情報を奪う“マインドハック”が重要なポイントとなっている。これにちなみ、プロジェクションマッピング技術を使い、長州力さんの顔が、予測不能に変化し、ハッキングされてしまう特別映像が会場で上映。
さらに、「キレてないですよ!」のセリフと共に、場内に長州力さんが登場。銃を構え、銀髪をたなびかせたバトーのコスプレ姿で、トレードマークの義眼も完全装備。
この義眼は、マツコ・デラックスにウリ二つのリアリティで話題となった“マツコロイド”を製作したチームによる特殊メイクだという。
攻殻機動隊の大ファンで、「せっかくコスプレをするならバトーをやりたい」と進言したという長州さんも、その出来栄えに大満足の様子だが、「このメイク大変でしたよ。全然見えないです(笑)」と苦労を明かすと、少し足元がおぼつかない仕草と相まって会場は笑いに包まれた。
長州さんは、作品のPR大使に就任。「大変光栄です。僕にとっては、SFアクションのなかでこの作品がダントツに良いです」とアピール。
さらに、激しいアクションが見どころの本作になぞらえ、琉球空手黒帯という経歴を持つ武田さんが長州さんを相手にハイキックを披露。長州さんがはるか高く構えたミットに見事なキックが炸裂し、長州さんに「キックはキレてましたよ(笑)」と言わしめ、会場は拍手に包まれた。
(C)MMXVI Paramount Pictures and Storyteller Distribution Co. All rights Reserved.