ニュース

“ひきこもりを加速するVR”「cluster.」5月開始。仮想の部屋で動画再生、イベント参加も

 クラスターは、VRの世界に誰もが部屋を作り、そこで動画を視聴したり、数十人から数千人規模のユーザーを招待するイベントを開催し、ライブ体験を共有できるVRソーシャルルームアプリ「cluster.」を5月中に正式リリースする。日本語版に加え、英語版も用意。無料で利用でき、対応端末はOculus Rift、HTC VIVE、Windows、Mac。4月4日から正式版のティザーサイトを公開し、個人・法人テスターの募集を開始している。

「cluster.」のイメージ。仮想の部屋で動画を楽しんでいるところ

 VR空間にユーザーが「ルーム」を作成。そこにテレビやスクリーンを設置して、動画やWebブラウジングなどが楽しめるほか、他のユーザーを招いて一緒に鑑賞する事が可能。開催されるイベントに参加したり、ユーザーがイベントを開催する事もできる。VRライブイベントプラットフォームとして、今後は音楽・アニメ・ゲームなどのコンテンツ提供を予定しているという。クラスターでは「ひきこもりを加速するバーチャルルームアプリ」と紹介している。

多くのユーザーが参加し、同じ動画などを楽しめるイベントも開催できる

 2016年2月にVRイベントサービスとしてα版をリリース。2016年中に十数回のテストイベントを行ない、 最大で約900人のアバターが同時接続するイベントの開催実績もあるという。最大同時接続数5,000人。

 有料チケット機能も備えるほか、高いデザインカスタマイズ性も備えているという。α版から改善や機能追加を行ない、正式版としてリリースする。

 正式版では、α版では事前申込制だったイベント開催がほぼ無制限に開催可能。バーチャルルーム機能を使い、アニメや映画を観たりゲームをプレイするなど一人から少人数での利用も正式版の機能となる。

プロモーション動画