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オンキヨー、100kHz対応のホームシアタースピーカー「D-309X」シリーズ
2017年4月13日 18:46
オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、オンキヨーブランドのホームシアター向けスピーカー「D-309Xシリーズ」を4月下旬より発売する。価格は、トールボーイの「D-309XE」が45,000円/1台、ブックシェルフの「D-309XM」が24,000円/1台、センターの「D-309XC」が27,000円。各製品の仕上げは、ピアノ仕上げの黒(B)と突き板仕上げの木目(D)を用意する。
D-309Xシリーズに、別売アクティブサブウーファ「SL-D501(B/B)」などを加えて、5.1chシアタースピーカーとして利用できる。
D-309Xシリーズはいずれも2ウェイで、ウーファユニットは10cm径。ウーファの個数は、トールボーイとセンターが2基。ブックシェルフは1基。
自社開発のN-OMF振動板を採用。強靭で固有のノイズが少ない不織布の3層コットンをベースに、アラミド繊維とハイブリッド成形し、量感豊かな低音再生を実現。振動板の中央には砲弾型イコライザを装備し、周波数特性の乱れを防いで音の滑らかさやスピード感を向上。中低域をクリアに再生するという。
全モデルで3cm径リングツイータを搭載し、100kHzまでの高域再生を可能にした。クロスオーバ周波数は2.5kHz。再生周波数帯域はトールボーイが65Hz~100kHz、ブックシェルフとセンターが90Hz~100kHz。
キャビネットの内部構造は、エンジニアが試聴による音質検討などのノウハウを注ぎ込んだという。
前モデルで'12年発売の「D309シリーズ」からネットワーク基板も見直して最適化した。トールボーイのキャビネットは、バスレフダクトや桟、吸音材の配置などを最適化した。ブックシェルフとセンターは密閉型。
スピーカーターミナルは真鍮削り出しで金メッキを施し、接点における信号伝送ロスと経年劣化を防止。トールボーイはバイワイヤリング仕様。
インピーダンスは全モデル6Ω。出力音圧レベルは、トールボーイが87dB/W/m、ブックシェルフが85dB/W/m、センターが88dB/W/m。
外形寸法と重量は、トールボーイが270×300×952mm(幅×奥行き×高さ)で、10.7kg。ブックシェルフが143×165×245mm(同)で、2.8kg。センターが418×154×143mm(同)で4.7kg。