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GRADO、“温かみがありリラックスできる音”追求したヘッドフォン「Signature S550」

Signature S550

ナイコムは、米GRADOのオープン型ヘッドフォン「Signature S550」を8日に発売した。価格は154,000円。通常モデルは入力プラグ3.5mmのケーブルが付属するが、6月には4.4mmバランスケーブル付属モデルと、4pin XLRバランスケーブル付属モデルも発売する。価格は同額。

上位ラインであるSignature Lineの第4弾モデル。このシリーズは、素材選定、リスニング評価、音響設計の積み重ねを通じて、それぞれ異なる音の個性を持たせながら、一貫した設計思想のもとで展開されている。S550はその中で、より温かみがあり、自然で、リラックスして音楽に没入できる方向性を担うモデルとして位置付けられている。

50mm径S2ダイナミックドライバーを搭載。S2ドライバーとオールウッド・ハウジングの関係性を最適化することで、S550独自のサウンドキャラクターを作り上げた。

音の方向性は、「速さや解像感、開放感を損なうことなく、より温かく、より寛容で、より自然な聴感へ導く。広いサウンドステージ、正確な定位、自然なダイナミクスを備えつつ、刺激感を抑えたバランスにより、長時間のリスニングにも適した再生」だという。

ハウジングにはブラジリアン・ウォルナットを採用。ウォルナットの持つ音響的特性と構造的安定性に着目。素材の密度が、より充実感のある、バランスに優れた音の土台に寄与する。

Signature Silver着脱式ケーブルを標準採用。従来ケーブルと比較して、より軽く、柔らかく、取り回しに優れている。ヘッドフォン側は4ピンMini XLR端子を採用。標準ケーブルはソース側3.5mmミニプラグ仕様で、6.3mm変換アダプターも付属。

パッドには、新しいBクッションを標準装備。GRADOの各種クッションにも対応し、装着感だけでなく音の見え方や空間表現の違いまで含めて、ユーザーの好みに応じた調整もできる。

ヘッドバンドにはSignature Line共通の設計を採用。レザー内部に柔軟な金属サポートを組み込むことで、装着圧やフィット感の微調整に対応。

S750でも採用された細身のレザーヘッドバンドストラップに加え、刻印入り金属製ジンバル、ステンレス製高さ調整ロッド、補強ジャンクションブロック、制御されたハウジング回転構造なども取り入れた。

ブルックリン工房でのハンドビルド製造されており、設計から最終調整に至るまで、熟練工が工程ごとに丁寧に仕上げたという。

周波数特性は6Hz~44kHz、感度は112dB。インピーダンスは38Ω。ケーブルを除く重量は約335g。