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LUXURY&PRECISION、W4を進化させ、アニメやゲーム専用チューニングモードも追加した限定DAC「W4-ACG」
2026年5月8日 12:00
オリオラスジャパンは、LUXURY&PRECISIONの小型DACアンプとして、3年越しのフラッグシップ「W4-ACG」を6月初旬に発売する。既存の「W4」をベースにした全世界499台限定生産の特別仕様モデル。価格はオープンで、市場想定価格は99,000円前後。
手のひらサイズのDACアンプで、筐体は鏡面研磨仕上げのカッパーボディを採用した。内部には、LUXURY&PRECISON(楽彼)が独自開発したDAC「LP5108」を搭載する。
「W4が持つ低消費電力・低歪率・高ダイナミックレンジをさらに磨き上げ、フラッグシップグレードの基盤性能と高いシールド性能を融合した唯一無二のサウンドデザイン」が楽しめるという。
W4をベースに、アニメ、コミック、ゲーム(ACG)系の楽曲との相性を強く意識した最適化のために、ソフトウェア処理だけでなく内部構造を一新。
チップの信号伝達経路をPIN構成を増加させることで強固にし、チップ深層部であるレジスタ設定領域も徹底して磨き上げたという。これにより位相の正確性と共に、ACG音源特有の複雑な打ち込み音やボーカルの質感を明瞭に再現する。
ハードウェア設計と一体で最適化された専用チューニングモード「STL ACG」も搭載。フラッグシップDAP「LP6 Platinum(白金)」で培われた音作りの思想を継承しながら、W4-ACG専用にチップ設定と回路適応を緻密に調整。音の立ち上がり、輪郭、余韻の消え際に至るまで丁寧に整えることで、ACG系楽曲が持つ鮮やかさ、繊細な表情、空間の見通しを自然に引き出すという。
低インピーダンスかつ高感度なIEM/有線イヤフォンのポテンシャルを発揮するため、低電圧・高電流寄りの出力設計を採用。過度に電圧を与えず、必要な駆動余力と制御性を確保することで音量制御を緻密にしつつ、埋もれやすい微小信号も表現。高電流の出力においては、低域の締まりや立ち上がり、音の輪郭の安定感にも寄与する。
ポータブルアンプ「EA4/EA4 Limited」との組み合わせを見据えた専用LO出力も搭載。接続時のゲインバランスやダイナミックレンジを損なわないよう、出力パラメータを緻密に検証。最適な固定電圧出力へと追い込むことで、EA4シリーズとの組み合わせにおいても自然で破綻のない再生バランスを実現するという。
外装には精密な研磨工程を施し、鏡面銅ならではの質感を引き出した。窒化チタンコーティングも施し、表面硬度と耐擦傷性を高めている。
専用の本革ケースも付属。素材には特徴的なブルームが浮き出る牛革を使い、イタリア式のワックス仕上げを施した。


