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MACKIE、160Wバイアンプ内蔵モニタースピーカー「XR824」。XLR/TRS入力

 音響特機 MACKIEブランドグループは、MACKIEのモニタースピーカー「XR」シリーズの新機種として、8インチウーファ搭載の「XR824」と6.5インチの「XR624」を27日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格はXR824が58,000円前後/1本、XR624が46,000円前後/1本。

XR824(右)、XR624(左)

 Class Dバイアンプ内蔵のスタジオモニタースピーカー。Kevlarウーファとアルマイトアルミニウムツイータの2ウェイ構成で、ウーファはXR824が8インチ、XR624が6.5インチ、ツィータはいずれも1インチ。入力はXLRバランスと6.3mm TRS(バランス/アンバランス)。再生周波数特性はXR824が36Hz~22kHz、XR624が45Hz~22kHz。アンプの出力は160Wで、低域用が100W、高域用が60W。

 プロの現場にも導入されている同社ハイエンドスピーカー「HRシリーズ」の技術を継承し、外装もHRシリーズと同じ黒色木目仕上げ塗装を施している。

XR824
XR624

 エンクロージャはリアバスレフ。独自のELP低域反射システムを採用し、長いスロートを備え、バスレフからの気流を抑えて低域を強化。ツイータユニットには対数関数計算設計のウェーブガイドを搭載し、クリアな高域と深みのある中域再生を実現。設置条件に合わせて選べる3パターンのフィルターも搭載し、原音に忠実なサウンドや音楽にあったミキシングを可能にするという。

 AC電源で動作し、自動電源オン/オフに対応。外形寸法/重量は、XR824が274×351×427mm(幅×奥行き×高さ)/15.7kg。XR624が219×320×333mm(同)/10.6kg。不要な共鳴を抑えて低域再生を向上させるカスタムアコースティックアイソレーションパッドが付属する。