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Apple Storeで音楽やビデオ、デザインを学べる講座「Today at Apple」

 Appleは、5月から直営のApple Store全495店において、写真、ビデオ、音楽、プログラミング、アート&デザインなど幅広い分野で、数十種類の新しい講座「Today at Apple」を開始する。経験豊富でトレーニングされたチームメンバーによる指導や、世界トップクラスのアーティスト、フォトグラファー、ミュージシャンたちを講師に迎え、初心者向けの基本から、ハウツー、プロレベルの講座まで学べるという。

Jessica Hischeによる講座

 無料プログラムは、Apple製品の特長や機能性に着目して、初心者から上級者まで、あらゆる年代まで、技能レベルや年齢に応じて提供。例えば、iPhoneで写真に興味がある人は、写真の撮影、整理、編集などを網羅する6つのHow to講座から始められる。

ヒップホッププロデューサーRZAによる講座

 上級のフォトグラファーなら、ストアから外に出て、ライティング、陰影、ポートレート、物語をつける、といったテクニックを追求できる体験型レッスン「Photo Walk」に参加できる。「PhotoLab」では熟練フォトグラファーを取り上げ、スナップ写真の撮影方法、ソーシャルメディア上でのブランド構築の方法など、フォトグラファーの視点で学ぶことができる。Final Cut Pro XやLogic Pro Xなどプロ向けアプリを学べる、上級ユーザー向けの「Pro Series」も展開する。

 家族や教職員向けの特別プログラムも提供予定。教職員向けの「Teacher Tuesday」では授業にテクノロジーを導入する新しい方法を学べるほか、iOSおよびMacアプリケーションを開発できるプログラミング言語Swiftを使ったプログラミング方法を学べる。週末開催の「KidsHour」セッションには家族で参加して、音楽制作から、ロボットのプログラミングが学べ、個人ビジネスのオーナーは、「BusinessCircuits」プログラムに参加し、世界中の地域の起業家たちと交流できるという。

 セッションの多くは、新設のCreative Pro(Appleの技術専門職のGeniusと同等のレベルのリベラルアーツの担当者)が講師役を務める。それぞれのCreative Proは1つ以上の芸術分野のエキスパートで、あらゆるレベルのAppleユーザにその知識を共有できるように高度なトレーニングを受けているという。