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FUNAI、3チューナ2TB HDD機などBlu-rayレコーダ4機種。アプリからの視聴も

 船井電機とヤマダ電機は、FUNAIブランドのBlu-rayレコーダを6月2日より発売する。3波トリプルチューナ搭載で2TB HDD内蔵の「FBR-HT2000」、1TBの「FBR-HT1000」、3波ダブルチューナで1TBの「FBR-HW1000」、500GBの「FBR-HW500」をラインナップ。価格はいずれもオープンプライス。

FUNAIブランドのBlu-rayレコーダ

 船井電機はこれまで米国市場向けにテレビビジネスを展開していたが、ヤマダ電機と国内独占販売契約を結び、FUNAIブランドで、テレビとBDレコーダを本格展開する。テレビに関しては別記事で紹介している。

トリプルチューナ搭載で2TB HDD内蔵の「FBR-HT2000」

 録画時に、ジャンルや出演者など、ユーザーが好きな項目を選んでおくと、それにマッチする番組を自動的に録画する「おまかせ録画」が利用可能。ドラマの初回を再生しながら、次回も予約したいと思った際に「録画ボタン」を押すと、次回のみ録画/毎回録画が選択できる。

 EPGから番組を探しての録画予約も可能で、録画ボタンのワンプッシュで予約が完了。番組検索からの予約もできる。録画時には、最大12倍の長時間モードも選べる。

 録画番組のチャプタ編集が可能で、シーンの切り替わりでの自動チャプタ分割、1/60秒のフレーム単位での編集も可能。

トリプルチューナ搭載で1TB HDD内蔵の「FBR-HT1000」

 再生面では、録画番組を探しやすくしている。予約録画した番組は、自動的に新番組、ドラマ、歌番組、スポーツといったジャンルに分類して保存。「お目当ての番組探しに手間取ることなく、観たい番組がすぐに選べる」という。この機能は「おすすめ再生」と名付けられている。

 さらに、連続番組や関連する番組をまとめて表示する「まとめ番組」、ドラマなどを第1話から第2話と、自動的に続けて再生する「連続視聴機能」も備えている。最高1.6倍速の音声つき早見再生や、約0.8倍速のゆっくり再生も可能。

 4K対応テレビと接続した場合は、2K映像を3,840×2,160ドットにアップコンバート表示できる。独自の画像処理で、「鮮明で細部まではっきりとした美しい映像が楽しめる」という。

 LAN内で、録画番組を、別のFUNAI製レコーダやDLNA対応テレビなどに配信する事も可能。別のFUNAI製レコーダの番組を、LAN経由で受信・再生もできる。同時に2機器への配信も可能。

 スマートフォン/タブレット向けアプリ「FUNAI Connect」を使い、録画番組を端末に持ち出したり、インターネット経由での視聴も可能。録画した番組だけでなく、放送中番組の視聴も可能。アプリからの録画予約も可能だが、この機能は今秋のアップデートでの対応となる。

 録画した番組をBDに書き出したり、書き出したBDから再度HDDへの取り込みが可能。製品買い替えの際には、FUNAIのレコーダ同士で録画番組のダビングもできる。

 USB HDDの増設も可能で、最大4台までの同時接続が可能。6TBのHDDを使った場合は、計24TBの増設となる。SeeQVaultもサポートし、SeeQVault対応USB HDDへのバックアップや、別のSeeQVault対応機器へのダビングをサポートする。

 全モデル、HDMI出力は1系統。前面と背面にそれぞれUSB端子を1系統備える。これに加え、HT2000とHT1000は、アナログ映像入力、アナログ音声入力も各1系統搭載。SDカードスロットも装備する。

 有線LAN端子に加え、HW500を除くモデルはIEEE802.11 a/b/g/nのWi-Fiも装備。外形寸法は430×212×48mm(幅×奥行き×高さ)で共通。重量はHT2000が2.6kg、HT1000/HW1000が2.4kg、HW500が2.1kg。消費電力はHT2000/1000が26W、HW1000が23W、HW500が21W。