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音声操作スピーカー「Google Home」が年内日本発売。アシスタントも
2017年5月18日 11:39
Googleは、開発者向けイベント「Google I/O 2017」において、スマートスピーカー「Google Home」の強化と日本発売を発表した。日本での価格は未定だが、米国では129ドルで販売されており、2017年後半に日本とカナダ、フランス、ドイツ、オーストラリアで販売開始する。
Google Homeは、音声アシスタント「Google Assistant」に対応したスマートスピーカー。ユーザーごとに文脈を理解した対話を行ない、映画チケットの手配や映画の前に素早く食事をしたいレストランを探すなどの音声操作が行なえる。新たにGoogle HomeやAndroidだけでなく、iPhone対応も発表された。
Google Homeの新機能として、スケジュール登録やリマインダー機能のほか。ハンズフリー通話機能を搭載。数カ月以内に米国とカナダで実装予定で、スマートフォンなどと連携して、Google Homeのスピーカー/マイクを用いた音声通話が可能となる。また、OK Google!の起動コマンドなしに操作できるようになった。
加えて、SpotifyやSoundcluod、Deezerなどの音楽サービスを、Google Homeから操作可能になる。Bluetooth経由での音楽出力にも対応した。さらに、'17年後半には、Chromecastを接続/内蔵したテレビの画面に、Google Homeの操作の回答を表示可能になる。例えば、“what's on YouTube TV right now?”(いまYouTube TVで放送中の番組は? )とGoogle Homeに聞くと、放送中の番組名などが画面で確認できるようになる。
スマートフォン用のGoogle Assistantも拡張し、新技術「Google Lens」に数カ月内に対応する。Google Lensでは、Assistant利用中にカメラでキャプチャした画像から情報を取得し、レストランの看板であれば電話番号表示やレビューの閲覧などが行なえる。ライブハウスであれば、出演バンドやチケット注文などが可能になる。