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Google、対話してタスク管理するワイヤレススピーカー「Google Home」

 Googleは18日(米国時間)に開幕した開発者向けイベント「Google I/O 2016」において、対話型の音声アシスタントサービス「Google assistant」とそれを用いたワイヤレススピーカー「Google Home」を発表した。Google Homeの発売は、2016年後半を予定している。

Google Home

 Google assistantは、機械学習やAI技術、自然言語処理技術などを組み合わせた対話型の音声アシスタント技術で、スマートフォンのほか、Android Wearなどでも利用可能になる予定。ユーザーごとに文脈を理解した対話を行ない、映画チケットの手配や映画の前に素早く食事をしたいレストランを探す、といったことが音声で操作できる。

 Google assistantを用いた対話型インターフェイスを持つ家庭向けデバイスが「Google Home」。スピーカー機能や照明を内蔵しているほか、Google assistantのゲートウェイとして音声操作に対応し、日々のタスク管理や音楽再生などに利用できる

 音楽再生やオーブンのタイマーセット、飛行機のフライト時間の確認、音声での照明コントロールなどに対応。カラーや素材も複数種類用意する予定。

 また、Google I/Oでは新たなチャットアプリ「Allo」やビデオ通話アプリ「Duo」、バッテリ消費を抑え、バックグラウンドのシステムアップグレード対応したAndroid N次世代バージョン、新モバイルVRプラットフォーム「Daydream」なども発表されている。