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水没した車からの脱出を360度VR動画で体験、JAFが特設サイト。「車両衝突編」も予定

 JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は30日、ゲリラ豪雨や台風などで道路が冠水し、自動車が水没してしまった場合に、どのように脱出すれば良いかを360度動画でVR体験できるコンテンツを公開した。無料で視聴できる。自転車を運転している時の危険なシーンを体験するコンテンツも既に公開しており、6月中旬には「車両衝突編」も公開予定。

水没車両からの脱出VR動画

 JAFのWebサイト内「交通安全とエコ」ページのコンテンツとして公開。いずれも動画はYouTubeに掲載しており、水没車両からの脱出動画では、助手席に乗っている視点のVR映像が体験可能。

 冠水した道路に入ると、浮力で車体で浮かび、ハンドルやブレーキなど車のコントロールができなくなる事、エンジンなどの重さで前方へ傾いていく様子、水圧でドアが開けられなくなるため、緊急脱出道具で窓を割る手順などが解説される。

動画撮影の様子

 自転車編では、自転車に乗っている人のヘルメットにカメラを取り付けた360度動画を掲載。車道走行時の進路変更、カーブミラーのある路地、見通しのわるい十字路などの危険なシーンを体験でき、進路変更時の安全確認、ショートカットの危険、一時停止の必要性などが学べるようになっている。

360度動画でVR体験!水没車両からの脱出【疑似体験版】