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LG、21:9曲面の34型ゲーミング液晶。NVIDIA G-SYNC対応、144Hz表示
2017年6月23日 18:47
LGエレクトロニクス・ジャパンは、アスペクト比21:9で曲面の液晶ディスプレイ「34UC89G-B」を7月14日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11万円前後。
ゲームなどを21:9の横長画面で楽しめる34型/2,560×1,080ドットのIPS液晶ディスプレイ。144Hzの高速表示(オーバークロック166Hz)に対応するほか、ティアリング(画面のずれ)やスタッタリング(コマ落ち)を制御するNVIDIAの「G-SYNC」にLG製品で初めて対応したのが特徴。
G-SYNC対応により、GPUでレンダリングされるフレームを全て表示。ビデオカードのフレームレートとディスプレイのリフレッシュレートを同期させてティアリングやスタッタリングを制御し、くっきりした映像で滑らかなゲーム映像を実現するという。対応ビデオカードはNVIDIA GeForce GTX 650 Ti BOOST以上のGeForce GTXシリーズ。
輝度は300cd/m2、コントラスト比は1,000:1(最大500万:1)、視野角は上下/左右178度、応答速度は5ms(G to G)。色域はsRGB比99%以上。
ゲーム向けの機能として、映像信号を画面に出力するまでのタイムラグを軽減し、よりリアルタイムな表示を実現するというDAS(Dynamic Action Sync)モード(自動設定)や、暗くて見づらいシーンも見やすくするブラックスタビライザー機能を搭載。また、FPSゲーム用に、画面中央にクロスヘア(十字マーク)を表示可能で、クロスヘアは4種類のデザインから選べる。
入力はHDMI×1とDisplay Port×1を装備。ステレオミニのヘッドフォン出力を1系統備える。USB 3.0端子のアップストリーム×1とダウンストリーム×1を備える。
設定用のOnScreen Control 2.0ソフトウェアを用意。基本的なOSDの設定や、ソフトウェアごとの自動的なピクチャーモード適用、Screen Split(画面分割機能)に加え、新たにゲーム機能設定、5:9領域表示、マウスカーソル検出機能などを搭載している。
チルト角度は前5度、後ろ20度で調整可能。120mmの高さ調整もできる。消費電力は最大60W(待機時0.5W以下)。スタンドを含む外形寸法は820×280×565mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.3kg。