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カラオケBOXに、JBLのDolby Atmosサウンドバーで推し活!? JOYSOUND“ももクロコラボルーム”に潜入
2026年3月13日 08:00
カラオケルームの防音性を活かして、ライブ映像などのコンテンツを楽しめるサービスが各社で展開されている昨今。プレーヤーを借りて、持ち込みのBDを再生したり、スマホをミラーリングしたり、独自の配信ライブが見られたりと、様々なコンテンツが楽しめるようになっている。
中には大型プロジェクターを用意した推し活ルームを展開している店舗もあり、自宅にはなかなか導入できない設備で、手軽に非日常感を味わえる場所として活用されているのだが、今回、JOYSOUND 品川港南口店に展開された「ももクロ夏のバカ騒ぎ2025」とのコラボルームは一味違う。なんとJBLのサウンドバー「Bar 1300MK2」を設置して、Dolby Atmos音源をガッツリ体感できる場が誕生した。
今回は実際にそのコラボルームに潜入。結論を先に述べてしまうと、カラオケルームにサウンドバーを設置しただけとは思えない、思わず映像に見入ってしまう環境ができあがっていた。
コラボの内容
まず、現在実施中のコラボキャンペーンについて簡単に触れておこう。
5月6日までの期間、JOYSOUNDにて「ももクロ夏バカ2025×カラオケショップ JOYSOUNDコラボキャンペーン」が展開中。コラボルームは品川港南口店のみでの展開となるが、全国66店舗で、ももいろクローバーZの4人をイメージしたコラボドリンク4種を用意しており、ドリンクを注文すると、オリジナルポストカードを全10種類の中からランダムで1枚プレゼントされる。
なお、コラボルームの利用にはWeb専用ページからの予約が必要。2名以上、最大2時間までを原則としているが、2名分の料金を支払えば1名でも利用できるほか、後ろの時間に予約が入っていなければ延長も可能とのことだ。
さっそくコラボルームに突入。扉からもうコラボ仕様になっているので、一目でここがコラボルームだとわかる。
中に入ってみると、部屋の広さが思っていたよりも広くない。1店舗1室での展開だったので、部屋そのものも特別な仕様なのかと思っていたが、今回は一般的な広さの部屋を利用しているという。もちろん、この広さには“良い音を楽しんでもらう”ための理由がある。
その理由は、今回のメインである「没入感」と「Dolby Atmosの音響を楽しむこと」「サウンドバーでの体験」という点に狙いがあると、クープ スタジオ営業グループ シニア・スーパーバイザーの近藤貴春氏が説明。
Dolby Atmosのコンテンツを没入感たっぷりにしっかりと体験してもらうためには、この部屋のサイズが理想だったのだという。さらに、その音質もスタジオ級で味わってもらうために選定されたのがBar 1300MK2。クープのスタジオでも、マスタリング後の一般的な環境を想定した試聴機としてBar 1300MK2を採用しており、アーティストやエンジニアからも評価されているという。
Bar 1300MK2は、最大11.1.4chのチャンネル数に加えて、最大出力は2,480W。もっと広い部屋でも余裕で鳴らせるパワーを持っているわけだ。だが、これが逆に「広い部屋じゃないと使えないんでしょ」という誤解を生んでしまっているケースがあると、ハーマンインターナショナルの濱田直樹氏は話す。
そして家電量販店でも、周囲で様々な音が鳴っている状況での試聴がほとんどであることに加え、サウンドバーの存在をあまり知らない人にとっては、テレビの下に並んでいる棒状の何か、とイマイチ目立たない存在になってしまっているのが課題だったという。
そこで、一般的な広さの部屋を使うことで、狭い部屋でも没入感のある音が楽しめることを実感してもらい、サウンドバーに興味を持ってもらいたい、という意図があるとのことだ。自宅に置けば同じような体験ができることを、実感できる試聴室としてもカラオケルームがマッチしたというわけだ。
さらにラッピングが加わることで、全身でももクロが感じられる空間に仕上がっている。
このコラボルームは、大型のプロジェクターも用意された部屋なのだが、サウンドバーが設置されているのはモニター側。そして、モニターの向かい側のソファー席の両端には、Bar 1300MK2の特徴でもある、分離できるリアスピーカーがあらかじめ設置されている。
JOYSOUNDのライブ視聴には、JOYSOUNDのシステムを使って視聴できる「みるハコ」というサービスがあるが、今回の映像は「NeSTREAM LIVE」から再生する。アプリがインストールされたApple TVが設置されているので、自身でApple TVのリモコンを操作してライブ映像を再生することで視聴できるようになっている。
カラオケルームとは思えない、広大な音場
早速コンテンツの一部を試聴してみる。今回用意された映像は、「ももクロ夏のバカ騒ぎ2025」Blu-rayに収録のDay2から選りすぐったという90分のダイジェスト映像。チャプター選択もできるようになっており、2度目、3度目の利用で、あの曲だけもう一度観たい、複数人でこの曲で盛り上がりたい、といったファン視点での要望も叶えられるようになっている。
再生してみると、まず普通のカラオケでは聴くことのない、壁をぶち抜いたかのような広大な音場で音が響き渡る。カラオケルームにサウンドバーを置いたところでそういう音になるでしょ、と思うかもしれないが、サウンドバー1本で四角い部屋がドーム状に広くなったような感覚になる。
前に立つももクロメンバー4人のボーカルが、音圧強めで画面の奥から広い面で押し寄せるように感じるのだが、それに加えて、ライブ会場のファンの熱気も周囲から感じられるような音空間になっている。ももクロは知っているけど、モノノフとはいえない筆者でも、思わず見入ってしまうほどだ。
是非複数人で盛り上がりながら見てもらいたいと思うのだが、初見だと「なんか思っていたよりもすごいな」としばらく静かに眺めてしまうのではないかと思う。
前述の通り、この部屋には大型のプロジェクターでも映像が投影されており、サウンドバーも、部屋のどこに居てもDolby Atmosの没入感を十分に楽しめるように配置されてはいるのだが、それでもやはりこの音をしっかり体験するために、一度モニター側を正面にして、できれば交代しながら向かい側のソファーに座って楽しんでみてほしい。
そして、カラオケ用のスピーカーもこの部屋だけ特別にJBL製のカラオケ用スピーカーを設置。ライブ映像の視聴後、カラオケタイムに突入しても、普段は味わえない音でカラオケを楽しめる。実際に少し音を出してもらったのだが、Bar 1300MK2で観たライブの音には届かないものの、サブウーファーが無いとは思えない低域が部屋全体を包み込んでいて、本人映像の楽曲などで特に盛り上がりそうだ。
コラボドリンクも実食。百田さんをイメージしたドリンクは、チェリー、牛乳、スイカという組み合わせで、どのような味なのかイマイチ想像できなかったのだが、飲んでみるとさっぱりとした飲み応えに、後味で少し塩味を感じるのだが、これが飲みやすい。4種類の中で一番グビグビいけそうだ。しっかり混ぜて飲むと、牛乳の方が主体となっているのも、この飲みやすさの理由かもしれない。
玉井さんイメージの黄色いドリンクは、マンゴーシロップにソーダ、上にフローズンのイチゴが載ったシンプルな構成。シロップ+ソーダの組み合わせは、甘くて飲みにくいものもあるのだが、このコラボドリンクはスッキリとした飲み応え。マンゴーシロップもクセがないタイプだ。
佐々木さんイメージのドリンクは、カルピスにグァバシロップ、その上にイチゴダイスと、さすがに重いだろうと思ったのだが、こちらもしっかり調整されていてさっぱりとした飲み応えになっている。グァバの甘みの後に、カルピスの香りが鼻を抜けていく。
最後は高城さんイメージのドリンク。ライチとグァバのシロップがミックスされているので、佐々木さんイメージのドリンクのグァバとは異なり、シロップの味も少し爽やかだ。炭酸なのでこちらもさっぱりしているものの、こちらはコーラなのもあってか、飲んだ後の満足感が高い。
ちなみに今回のコラボドリンクの裏話だが、百田さんをイメージした赤のドリンク、赤の定番はイチゴなのだそうだが、今回は一足早く夏をイメージしてスイカシロップを使ったそうだ。高城さんをイメージした紫も、ブルーライチとグァバのシロップを組み合わせて、イメージ通りの紫になるように調整しているのだとか。ちゃんとガラス製のグラスを使っているのもこだわりなのだという。
そんな、コラボドリンクまでこだわりの詰まったコラボだが、やはりコラボルームでの体験を是非オススメしたい。モノノフで集合してワイワイやるのも良し、少数でじっくり楽しむの良し。品川港南口店の1カ所だけでの展開ではあるが、反響が多ければ次第に各地へも浸透していくだろう。
ちゃんとしっかりセッティングされたDolby Atmosのサウンド体験というのも、まだまだ体験したことのない人が多い状況かと思うので、自宅に環境が整っていなくても近くのカラオケで気軽に楽しめるという形ができていくことで、Dolby Atmos対応のコンテンツ自体も増えて、こういったライブ体験がさらに進化していくという流れができると嬉しいところだ。






















