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クラリオン、ハイレゾ再生や4画面の“Quad View“にも対応した9型AVナビ
2017年6月27日 11:58
クラリオンは、AVナビの新製品として、ハイレゾ再生に対応し、4つの異なる情報を同一画面に表示できるQuad Viewも搭載した9型の「NXV977D」を7月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は20万円前後。
16GBのメモリを内蔵、9型で解像度1,280×720ドットのディスプレイを備えたAVナビ。音楽ファイルの再生、DVDビデオ再生、TVチューナも搭載する。
オーディオ面の特徴はハイレゾ再生に対応している事。USBメモリやSDカードに保存した音楽ファイルの再生ができ、192kHz/24bitまでのWAV/FLACをサポート。MP3/AAC/WMAの再生も可能。CD-R/RWやDVD-R/RWに保存したMP3/WMA/AACも再生できる。MPEG-4 AVC/H.264やWMVの動画再生も可能。iPod/iPhoneを接続しての音楽再生もサポートする。
CDの音楽をストレージに最大8倍速でリッピングするミュージックキャッチャー機能も搭載。最大4,000曲を保存できる。
音源からスピーカーまでの完全デジタル伝送を実現する、独自の「フルデジタルサウンドシステム」との接続に対応。接続には同軸デジタルケーブルを使用、サウンドプロセッサ「Z3」とも別売ケーブルを用いて連携でき、従来コマンダーで行なっていた音響調整や入力ソースの選択などもナビのボタンや画面上から操作できる。
ボーカルの定位を個々のシートに調整できる「ボーカルイメージコントロール」、「バーチャルステージエンハンサー」、「サウンドリストアラー」、「バーチャルバス」、「ボリュームスムーサー」なども装備する。
別売のケーブルを用いてHDMI接続も可能。スマートフォンなどと接続し、スマホの画面をNXV977Dのディスプレイに表示できる。別売のリアモニタや接続ケーブルを使う事で、HDMI入力対応のリアモニタとも連携可能。前席/後席で別々のAVソースが楽しめる。
地上デジタルチューナは12セグ、ワンセグどちらにも対応。4チューナ×4アンテナ方式を採用。FM/AMラジオも搭載する。内蔵アンプの最大出力は47W×4。
Wi-Fiに対応。Bluetoothもサポートしており、スマートフォンと連携したハンズフリー通話や、音楽再生に利用可能。
Quad View対応
UI部分では、9型の画面上でナビ、オーディオ、ツール、アプリの4つのエリアを一画面に表示できる「Quad View」に対応。4つのエリアはシーンに合わせて9パターンの画面に切り替えられる。
均等に4分割した場合、各画面サイズは約4.4型、4分割画面の場合はメインエリアを約 6.7型、フル画面では9型で表示できる。ナビをメインとしながらサブのオーディオ画面での操作も可能で、同時にそのほかの機能も一目で認識でき、ワンタッチで切り替えも可能。
オーディオエリアがメインとなっている場合に誘導ポイントに近づくと、ナビが拡大。ツールエリアがサブとなっている場合に電話着信があると、ボタンが押しやすいように画面を大きく表示するといった、自動表示切り替え機能も搭載する。