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パケットビデオ・ジャパンが解散。Twonky Beamやbonoboなど展開

 パケットビデオ・ジャパンは、6月30日付で解散を決議した。「諸般の事情により会社を解散せざるを得なくなった」としている。

 1998年に米国で設立され、スマートフォン用のDLNA/DTCP-IP対応アプリ「Twonky Beam」などで知られたパケットビデオは、'10年にNTTドコモの完全子会社となった。Twonky Beamの開発は'16年に終了し、日本のコネクテッドホーム事業は米リンクステクノロジー(Lynx Technology)に譲渡された。

 その後、パケットビデオ・ジャパンは“コンテンツホルダーによる直営型”を特徴とする映像配信サービス「bonobo(ボノボ)」を'15年9月30日よりスタートし、ディズニーやFOX、東宝、東映など46社がコンテンツを提供していたが、'17年6月30日でbonoboは終了した。

 同社は事務所を8月1日に移転する予定。会社の清算処理は、引き続き同社で行なうとしている。