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パケットビデオ、Twonkyなど日本のコネクテッドホーム事業を米Lynxに譲渡

 パケットビデオは、日本のコネクテッドホーム事業を米リンクステクノロジー(Lynx Technology)に3月27日に譲渡したと5月10日に発表した。この事業譲渡にはTwonkyのメディア技術の90%分の所有権と、全ての権利の譲渡も含まれている。

 同社のコネクテッドホーム事業は、9日に開発終了を発表していたDTCP-IP/DLNA対応アプリ「Twonky Beam」や、メディアサーバー技術「Twonky Server」など。今回の譲渡には、Twonky関連の技術や、90%分の所有権と全ての権利が含まれる。

 Twonky Beamについてはアプリの提供終了が告知されているが、DLNA対応NASなどで採用されている「Twonky Server」などのソフトウェアプラットフォームはリンクスが継続して提供していく。リンクスは、2015年3月にパケットビデオの北米、欧州におけるコネクテッドホーム事業を取得済みで、日本事業の取得により世界中でTwonkyのソフトウェアプラットフォームを展開する。

 今後パケットビデオは、運営する映像配信サービス「bonobo」などのメディアソリューションに注力していく。

(臼田勤哉)