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JH Audioのハイブリッドイヤフォン「LOLA」ユニバーサルモデル

 ミックスウェーブは、JH Audioのイヤフォン「LOLA」のユニバーサルバージョン「LOLA HYBRID UNIVERSAL IEM」を7月13日より発売する。価格は192,200円。

LOLA HYBRID UNIVERSAL IEM

 IEM(インイヤモニター)を代表する開発者の一人と言われるJerry Harvey氏が、業界に新たなパラダイムシフトを起こすべく開発したというJH Audio初のハイブリッド型イヤフォン。英国のロック・バンド、The Kinksの名曲 「Lola」から名付けられ、カスタムIEMバージョンは6月17日に発売済み(215,000円)だが、新たにユニバーサル版も発売される。

 ハイブリッド型で、低域にバランスドアーマチュア(BA)型ドライバ×2、中域に4.9mm径のダイナミック型ドライバ×2、 高域にBA×4、合計8基のドライバを搭載している。クロスオーバーは3ウェイ。

 新技術「D.O.M.E Midrange Enclosure Technology」を採用。Jerry Harveyが開発した技術で、4.9mmのダイナミック型ドライバ向けに、位相補正バンドパス型エンクロージャを一から設計し、ハウジングに収納。最適化されたエンクロージャは、JH Audioのラボにある3Dプリンタで造られており、この技術によって「9.8mm相当のサウンドを送り出してくれる」という。

 JH Audio独自の「freqphaseテクノロジー」を採用。マルチドライバ構成での“時間軸”と“各帯域の位相”を正確に制御する技術で、各音導管(サウンドチューブ)が各ドライバからの信号を0.001ミリ秒以内に確実に到達させ、正確な再生ができるという。

ケーブル部に低域調整機能

 ケーブルは着脱可能で、独自開発のスクリュー式4ピンコネクタを採用。ケーブルには低域の調整機能も搭載している。再生周波数特性は20Hz~20kHz、入力感度は105dB。インピーダンスは16Ω。Jerry Harvey Signature IEM Caseなどを同梱する。

4pinコネクタを採用
パッケージ