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オンキヨー、Alexa対応スマートスピーカーを9月米国発売、IoTに高音質をプラス

 オンキヨーグループは、Amazonの音声サービスAlexaに対応したスマートスピーカー「VC-FLX1」を米国で9月下旬より発売する。価格は279.99ドル。「IoT市場に進出すると共に新たな音楽の楽しみ方の提案を開始する」としている。

VC-FLX1

 同社グループは米国を中心に人気となっている音声アシスタントスピーカーの開発に早くから注力し、1月にラスベガスで開催された「CES 2017」に、スマートスピーカーのVC-FLX1を参考出展。米国での同モデルの発売が決まった。

 音楽ストリーミングサービスなどを利用できる、Bluetooth/無線LAN内蔵のスピーカー。AmazonのAlexaに対応し、人の声による操作で音楽再生できるほか、天気や交通情報などの情報取得、Alexa対応スマートデバイスの制御も行なえる。

 モーションセンサー機能付きのWebカメラも内蔵。サードパーティーのクラウドサービスと組み合わせることで、外出先からスマートフォンなどで室内の様子を確認/録画できる。温度/湿度センサー、照度センサーも備え、スマートホーム機器との連携にも対応。

 新開発の振動板「ODMD」(Onkyo Double Molding Diaphragm)を採用したドライバにより音質を向上。今後もスマートスピーカーの発売を順次計画し、同社ならではの高品位で新しい音楽体験を提案していくという。