ニュース

パナソニック、“CD5枚分チェンジャー”やBluetooth対応の薄型オーディオ

 パナソニックは、5枚分のCD音源を本体に録音できる「デジタル5チェンジャー」を搭載した薄型オーディオシステム「SC-HC400」を10月20日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27,000円前後。カラーはブラック、ホワイト、レッドの3色を用意する。

SC-HC400

 薄型コンパクトデザインが特徴のBluetooth/CDオーディオシステム。CD、USBメモリ再生、ワイドFM対応のラジオチューナに加え、本体の4GBメモリへのCD音源の録音に対応。CD5枚分を録音し、チェンジャーのように切り替えられる「デジタル5チェンジャー」や、低音強化のための「ツイステッドポート」などを採用している。

 「デジタル5チェンジャー」では、CD5枚の音源をWAV/MP3から選んで録音/再生可能。CDは、本体の5つの「お気に入りボタン」それぞれに1枚ずつ割り当て、ボタンを押すだけで再生できる。ツイステッドポートは、空気の流れを妨げない長さ225mmの曲線状のポートを採用することで、コンパクトボディで不足しがちな低音再生を強化する。

 デジタルアンプ「LincsD-Amp III」の搭載により、デジタルクロック再生成、ジッター補正を高精度化。歪み補正ノイズシェーパのアルゴリズム最適化により、広帯域での歪み特性を改善している。サラウンド効果にイコライザ調整を加えることで、クリアな音場を実現すると「クリアサラウンド」も搭載する。スピーカー部は、8cmのコーン型フルレンジユニットを2基搭載。アンプ部の最大出力は20W×2ch。

 Bluetooth 2.1+EDRに準拠し、対応プロファイルはA2DP/AVRCP。送信時の信号圧縮で失われた高域信号を演算処理して補正する「Bluetooth リ.マスター」を搭載。ワイヤレスでも高音質で再生できるという。USBメモリ再生の対応フォーマットは、WAVとMP3。スマートフォンなどの保存された音源を再生できる。音楽CDのほかCD-R/RWに記録したMP3も再生可能。MP3音源を補正して高音質化を図る「MP3 リ.マスター」を利用できる。

 ステレオミニのヘッドフォン出力を備える。消費電力は約23W(待機時は約0.1W)、BluetoothスタンバイON時は約0.2W。外形寸法と重量は420×102×225mm(幅×奥行き×高さ)/約2.4kg。リモコンが付属する。