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“CD5枚分チェンジャー”搭載で約2.7万円のパナソニック薄型ステレオ
2019年5月13日 15:30
パナソニックは、5枚分のCD音源を本体に録音できる「デジタル5チェンジャー」を搭載した、薄型Bluetooth/CDオーディオシステム「SC-HC410」を24日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27,000円前後。カラーはブラウン(T)、ホワイト(W)の2色。
CDとUSBメモリ再生、ワイドFM対応ラジオチューナー、Bluetooth、ステレオスピーカーを搭載し、奥行き102mmの薄型オーディオシステム。ディスクドライブは1基ながら、CD5枚分を本体の4GBメモリに録音し、チェンジャーのように切り替えて聴ける「デジタル5チェンジャー」を採用。本体の5つの「お気に入りボタン」それぞれに1枚ずつ割り当て、ボタンを押すだけで再生できる。
USBメモリ再生の対応フォーマットはMP3。MP3音源を補正して高音質化を図る「MP3 リ.マスター」を利用できる。音楽CDのほかCD-R/RWに記録したMP3も再生できる。
大口径で大型マグネットを搭載したスピーカーユニットと、低音強化のための「ツイステッドポート」を搭載。空気の流れを妨げない長さ225mmの曲線状のポートを採用することで、薄型コンパクトボディでも自然で豊かな低音再生を実現する。
デジタルアンプ「LincsD-Amp III」を搭載し、デジタルクロック再生成、ジッター補正を高精度化。歪み補正ノイズシェーパのアルゴリズム最適化により、広帯域での歪み特性を改善している。アンプ部の最大出力は20W×2ch。
壁際やコーナーなど、設置場所に最適な音質設定ができる「設置スタイルEQ」を搭載。3つのプリセット(FREE/NEAR WALL/CORNER)を切り替えて使え、壁に近づけても低音が増幅されて音がこもらず高音質をキープできるとする。また、サラウンド効果にイコライザ調整を加えることで、クリアな音場を実現する「クリアサラウンド」も搭載する。
Bluetooth 2.1+EDRに準拠し、スマートフォンの音楽をワイヤレス再生可能。送信時の信号圧縮で失われた高域信号を演算処理して補正する「Bluetooth リ.マスター」に対応する。対応プロファイルはA2DP/AVRCP。アプリ「Panasonic Music Streaming」からの操作も可能。ステレオミニのAUX入力を備え、入力信号を検知して自動で電源投入する「AUX-IN Auto Play」に対応。
ステレオミニのヘッドフォン出力を備える。本体前面パネルにはアルミ素材を採用。消費電力は約23W(BluetoothスタンバイOFFの待機時約0.1W)、外形寸法と重量は420×102×225mm(幅×奥行き×高さ)/約2.4kg。リモコンが付属する。