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オーテクの定番ハイレゾヘッドフォンに特別モデル「ATH-MSR7SE」

 オーディオテクニカは、ハイレゾ再生対応ヘッドフォンの定番モデルとして発売している「ATH-MSR7」に、特別仕様の限定モデル「ATH-MSR7SE」を追加する。発売日は10月20日で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は35,000円前後。

特別仕様の限定モデル「ATH-MSR7SE」

 カラーに、深い群青×艶やかな金色を配した限定モデル。デザインだけでなく、音質にも磨きをかけており、駆動力を最大限に高め、より高精細な再生ができる45mm径の「トゥルー・モーション」ハイレゾドライバを搭載。

「ATH-MSR7SE」

 DLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)コーティング振動板も使っており、解像感が向上。「MSR7の音質を高めた特別チューニング」だという。

 「Dual-layer Air-control Technology」も採用。音響効果の高い、強靭な積層構造と、音の空気経路を綿密に計算した独自の技術で、原音を忠実に再生できるという。

「ATH-MSR7SE」

 従来の付属ケーブルに加え、高純度銅線(6N-OFC)のリケーブルと、セミハードケースも付属する。

高純度銅線(6N-OFC)のリケーブルも付属

 ハウジングは密閉型。再生周波数特性は5Hz~40kHz。最大入力は2,000mW。インピーダンスは35Ω。ケーブルを除いた重量は約290g。

音を聴いてみる

 高純度銅線(6N-OFC)のリケーブルを取り付けた状態で試聴してみた。

 通常の「ATH-MSR7」と比べ、DLCコーティングによる効果か、音の分解能やトランジェントがアップ。よりシャープで細かな描写になっており、ワンランク上のサウンドだと感じる。

 同時に、音の情報量の多さも感じる。これは高純度銅線(6N-OFC)のリケーブルも効いているようだ。

 一見すると、外観のカラーが変わっただけのように感じるが、サウンドは特別モデルらしい進化を遂げている。