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Skullcandy、BoseのANCとサウンドチューニング採用の震えるヘッドフォン「Crusher 1080 ANC」

Crusher 1080 ANC

Skullcandy Japanは、Crusherシリーズの最上位モデルとなるワイヤレスヘッドフォン「Crusher 1080 ANC」を、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて先行販売開始した。カラーはブラックのみ。一般販売価格は49,800円で、今回の先行販売ではまず7日間限定で22% OFFの38,844円のプランと、2個セットで23% OFFの76,692円のプランを展開している。

クラウドファンディングの期間は9月14日までで、7日間の限定プラン終了後の価格は後日公開される。なお、一般販売も10月に予定されており、カラー展開も4色になるとのこと。

一般販売時はこの3色にもう1色加わった4色展開になるそう
装着イメージ

Crusher 1080 ANCは、同ブランドの特許技術「Crusher Bass」と、Bose監修の「Sound by Boseテクノロジー」を融合したワイヤレスヘッドフォン。

Crusher Bassは、Skullcandy独自のマルチセンソリー・ベーステクノロジー。低域に合わせて、オーディオドライバーとは別に搭載している専用のベースドライバーが振動を発生させることで、耳だけでなく、身体で重低音を感じられる。

Crusher 1080 ANCのイヤーカップには、Crusher Bassの強度を調整できるダイヤル「Crusher Wheel」を搭載。120度の回転で直感的に調整できる。Skullcandyアプリからも調整可能。

Crusher Wheel
装着時も操作しやすい

サウンドチューニングだけでなく、Boseのアダプティブノイズキャンセル(ANC)「Bose QuietControl ANC」、空間オーディオの「Bose TrueSpatial」、音量に合わせてバランスを自動調整する「Bose WaveForm Audio Engine」、通話時に周囲のノイズを低減し、自分の声もクリアに届ける「Bose SpeechClarity」といったBoseのテクノロジーを搭載している。

従来、Crusher Bassによる振動が加わった重低音と強力なノイズキャンセリングを組み合わせると、どうしても音が少し篭もるような変化があったという。今回のBoseとの連携で、Sound by Boseによる音声チューニングとアクティブノイズキャンセリング技術が加わったことで、Crusherシリーズの重低音体験はそのまま、強力なANCと精細な中高域再生も実現したとのこと。

ANCは、Quiet(ノイズキャンセル)、Aware(外音取り込み)、OFFの3つで切り替え可能。空間オーディオも音源の方向が前方に固定されるヘッドトラッキング対応の「Still」と、音源の方向を固定せずに音場を広げる「Motion」と「OFF」の3種類に切り替えられる。

Skullcandyアプリには、Boseチューニングによる「音楽モード」「映画モード」「ポッドキャストモード」のEQ3種類と、5バンドで調整できるカスタムEQも用意。アプリから聴力測定を行なって、聞こえ方に合わせてサウンドを最適化することもできる。ボタンカスタマイズも行なえる。

通話時には、自分の声を聴きながら自然に会話できるサイドトーン機能も使用可能。

装着検出機能も備えており、ヘッドフォンを外すと音楽を自動で一時停止し、再び装着すると自動で再生される。

Bluetooth 5.3準拠でLE Audioに対応。Auracastもサポートしている。最大2台のデバイスに同時接続できるマルチポイントにも対応している。3.5mmオーディオケーブルによる有線接続にも対応する。

ドライバーは46mm径。音圧レベルは122.1±2dB at 100Hz with input 0.190V/1mW。周波数特性は20Hz〜20kHz。重量は374.2g。3.5mmオーディオケーブル、USB-C充電ケーブル、トラベルバッグなどが付属する。

アメリカで発表前に公開されたティザービジュアル。この人物はプロスケートボーダーのトニー・ホーク氏
発表後のビジュアル

Crusher 720も同クラファンページで先行販売

Crusher 720

Crusher 1080 ANCと同じクラウドファンディングページにて、同じくCrusher Bass搭載のワイヤレスヘッドフォン「Crusher 720」も同時に先行販売開始。一般販売予定価格は36,800円で、先行販売では7日間限定で19% OFFの29,808円、21% OFFとなる2個セット58,144円のプランも用意している。こちらも支援期間は同じく9月14日までで、7日間の限定プラン終了後の価格は後日公開される。

Crusher 1080 ANCとの違いは、Soud by Boseではないことと、ANC非搭載であること。一方で「THX Spatial Audio」による空間オーディオに対応している。

イヤーカップ部にはCrusher Bassを調整できるCrusher Wheelを同様に備えており、外観の違いはヘッドバンド部の仕上げ部分。Crusher 1080 ANCはメタル部が見えるデザインになっているが、Crusher 720は樹脂カバーで覆われている。

Crusher 720のCrusher Wheel。デザインが少し違う
Crusher 1080 ANC(左)、Crusher 720(右)

Bluetooth 5.3準拠でLE Audioに対応。Auracastもサポートしている。最大2台のデバイスに同時接続できるマルチポイントにも対応している。3.5mmオーディオケーブルによる有線接続にも対応する。

ドライバーは40.7mm径。音圧レベルは110±3dB at 1KHz@0.179V/1mW。周波数特性は20Hz〜20kHz。重量は362.8g。3.5mmオーディオケーブル、USB-C充電ケーブル、トラベルバッグなどが付属する。

EDMやライブ音源の臨場感が桁違い。NC無しなら720も

Crusher 1080 ANC(右)とCrusher 720(左)

短い時間だがCrusher 1080 ANCとCrusher 720の両機種を試聴できたので、その感想をお届けする。

まず結論から述べると、映画館やライブ会場の大型ウーファーの臨場感が楽しめるヘッドフォンだ。音楽であればEDM、だがライブ音源や映像、アクション映画の視聴に使いたいと感じた。

Crusher Wheelによる調整は、完全に振動が無い状態からガッツリ振動するMAXまで調整できる。控えめでも真ん中辺り、あとはMAXまで目一杯上げてしまうのが良さそうだ。ただ振動するだけでなく、専用ドライバーの振動する感覚が低域の音に加わることで、大型ウーファーがなっているかのような臨場感が出てくる。

高域側は程よく丸められているので、音量を上げても耳に刺さらず、重低音に包まれるような感覚になる。

視聴では「オオエドランヴ feat.nqrse[Live at 'No title' in NIPPON BUDOKAN]/Reol」を再生。特に空間オーディオで、ヘッドトラッキングも有効になるStillにすると、前方に大型のウーファーが出現して低域の衝撃を発しているかのような臨場感を楽しめる。

Motionではヘッドトラッキングがオフになるものの、音場の広さと定位感はOFFよりもグッと良くなるので、空間オーディオは常にONで聴くのがオススメ。

Crusher Bassの振動は低域の音成分に合わせて、調整されて振動を起こすので、どんな音源でも対応しているという。これで低音が鳴りまくるアクション映画を観たらかなり没入できそうだ。

ANCの強度は、Boseのフラッグシップヘッドフォン「QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)」と比較すると少し控えめのように感じられるが、再生時には周囲の音はあまり気にならなくなるので、必要十分に感じられた。

そして、下位モデルとなるCrusher 720なのだが、確かにランク帯の差は感じられるものの、THX Spatial Audioによる空間オーディオが、しっかりと広い音場を再現し、そこにCrusher Bassの振動がしっかりと加わってくるので、没入感と臨場感の差は割りと小さいという印象だ。

決定的な部分はANCの有無になってくるので、価格差だけでなく、ANCの必要性を考えて、こちらを購入するという選択も十分アリだ。