ニュース
ジェダイになってライトセーバーで戦う、レノボのARゲーム。ホロチェスもプレイ可能
2017年10月3日 07:40
レノボ・ジャパンは、スマートフォンと接続するARヘッドセットの「Lenovo Mirage」、ライトセーバー型のコントローラを使った「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」を10月中旬より予約開始する。直販価格は30,800円。出荷は11月中旬を予定している。10月3日に開幕するCEATEC JAPAN 2017のレノボブースで体験できる。
iOS/Androidスマートフォンと接続して使用するLenovo Mirage ARヘッドセット、ライトセーバー・コントローラー、室内に置くトラッキング・ビーコンで構成。スマートフォンアプリの「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」のゲームコンテンツで、スター・ウォーズの世界を体験できる。
ゲームは3種類用意。「ライトセーバー・バトル」は、プレイヤーがジェダイとなり、ライトセーバーで、カイロ・レン、ダース・ベイダーなどのダークサイドの強敵を相手に対戦。相手の振りに合わせてガードしつつ攻撃する駆け引きが勝負のポイントとなる。
なお、プレイしている本人は映像や音でゲームに没入して楽しめるが、他のディスプレイなどに映像を出力できないため、大勢で楽しむよりは、個人でプレイする形が中心になりそうだ。
「戦略バトル」は、プレイヤーが司令官となり、銀河共和国、反乱同盟軍を結集し、「強大な銀河帝国との壮大な戦闘をリビングルームの床の上で繰り広げ、戦略や作戦を展開する」というもの。
「ホロチェス」は、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」のミレニアム・ファルコン船内でプレイされたボードゲームのホロチェスを再現。ホログラムで描かれたエイリアンの駒を盤上で動かして、陣取り合戦を行なう。
ヘッドセットにはモーショントラッキングカメラ2個と、ジャイロセンサー、加速度センサー、電子コンパスを内蔵し、通信機能はBluetooth 4.0。内蔵バッテリで約4時間動作する。重量は約470g。ヘッドセット内にスマートフォンを収納でき、対応スマートフォンは、iPhone 6s/6s Plus/7/7 Plusや、Galaxy S7/S7 edge/S8、Pixel/Pixel XL、Moto Z(順次追加予定)。
ライトセーバー・コントローラーは、パワーボタン、ブレードボタン、フォースボタンを備え、内蔵バッテリで約4時間動作可能。ヘッドセットとBluetoothでペアリングする。2ボタンのコントロールで、画面上のGUIを操作する。重量は約275g。
ヘッドセットに備えたセンサーは、光ビームによるモーショントラッキングテクノロジーによってシンクロ動作。ライトセーバー・コントローラの位置を常時ロックオン。装着者にはライトセーバー先端に、ホログラムによるビームが見えて、ゲームをプレイできる。ライトセーバーで敵を斬ったり、敵の攻撃をブロックしたりすると、バイブレーションでフィードバックが起動する。
なお、Lenovo Mirage ARヘッドセットやライトセーバー・コントローラなどを使った他のアプリ/コンテンツの提供に関しては、現時点では未定だという。
このほかにも、レノボブースでは、AR技術のGoogle Tangoに対応したスマートフォン「PHAB2 Pro」を使って、「ONE PIECE」キャラクターのロビンとフランキーが京都の二条城を案内する実証実験の紹介や、ショベルカー/ダンプカーなどの建設機械を実寸大AR表示で見られる「スマートコンストラクション」などのコーナーを用意している。
また、NECパーソナルコンピュータが商品化を検討している、IoTオープンイノベーションプラットフォームの「plusbenlly」対応スマートスピーカー(仮称)のコンセプトモデルも展示している。