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OTOTEN 2018開幕。マランツの新SACDプレーヤーや漆のBluetoothスピーカーなど

 オーディオ・ビジュアル関連の展示会「OTOTEN 2018」が、東京国際フォーラムで6月16日に開幕、17日までの2日間開催される。入場は無料、主催は日本オーディオ協会。イベントや試聴会も多数用意されている。ここでは4階、5階フロアの新製品を中心にレポートする。

 マランツは、SACD/CDプレーヤーUSB DAC「SA-12」とプリメインアンプ「PM-12」を参考出展している。実機の展示のみで音を聞くことはできなかったが、16年発売のSA-10とPM-10の後継機種で、詳細は近日中に発表予定。

マランツ「SA-12」
マランツ「PA-12」

 インターアクションは、OlasonicのBluetoothスピーカー「IA-BT7」を中心に紹介。IA-BT7の漆塗りモデル「IA-BT7 漆(japan)仕様」も参考出展している。発売時期や価格は未定だが、発売に向けて開発しているとのこと。

Olasonic「IA-BT7 漆(japan)仕様」

 NHKは、22.2chスピーカーと、8Kスーパーハイビジョンの体験コーナーを設置。22.2chでの音楽体験を紹介している。

NHKは8Kスーパーハイビジョンと22.2chオーディオを紹介

 また、8K放送で用いられるMPEG-4 AACの22.2ch音声デコーダも紹介。現在デコーダソフトウェアを開発中で、9月頃には提供開始できる見込み。AVアンプやサウンドバーで搭載するDSPチップにソフトウェア実装し、家庭でも22.2chのデコードを実現可能にする。オーディオメーカー側の対応が必要だが、2019年には対応機器が発売される見込みとのこと。

AVアンプなどに22.2chデコーダを実装。家庭でも22.2chを

 サエクは、トーンアームの新製品「WE-4700」を展示。同社のかつてのトーンアーム「WE-407」を現代の技術で復刻し、年内に発売予定。

WE-4700

 アイワは、発売中のレコードプレーヤーに加え、9月発売予定のBluetoothスピーカーやイヤフォンを出展。

 注目は「BTホーンスピーカー」で、ワイドFM対応のラジオとホーンスピーカー、Bluetoothスピーカーを組み合わせた製品。前面のダイヤルでラジオのチューニング、側面でボリュームを操作するというアナログな操作感も特徴という。

アイワのBTホーンスピーカー

 また、Bluetoothレシーバー/トランスミッタやBluetoothスピーカー、ハイレゾ対応のイヤフォンなども紹介している。

アイワのBluetoothスピーカー
ハイレゾ対応イヤフォンやBluetoothイヤフォンも
オーディオテクニカはカートリッジ試聴会が人気
ソニーは、ハイレゾ対応のマイクやヘッドフォン、ウォークマンなど
サーモスは、ヘッドフォン祭で参考出展したステンレスとチタン筐体のヘッドフォン「HPT-700」、「HPS-500」などを紹介
ラックスマンはFocalスピーカーの試聴会など