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国内初ハイレゾロスレスストリーミング配信「mora qualitas」'19年初春開始

ソニー・ミュージックエンタテインメントは、国内初の96kHz/24bitまでのハイレゾ音源を含む、ロスレス圧縮方式のストリーミング音楽配信「mora qualitas(モーラ クオリタス)」を2019年初春からスタートする。44.1~96kHz/24bitのFLACで配信し、利用料は月額1,980円。サービスのプラットフォーム・技術提供パートナーとして、napsterブランドを運営する米Rhapsodyと業務提携、グローバルでの展開も視野に入れてサービスを提供する。

44.1~96kHz/24bitのFLACだけでなく、CD音質の44.1kHz/16bitでも配信する。楽曲数は未定。対応デバイスはWindows、Macで、「まずはPCユーザーに向けて提供し、次世代高速モバイル通信システム“5G”の実用化を目処に、スマートフォン向けのサービス展開も予定。さらにはオーディオ機器を中心とした、その他のハードウェアや音楽アプリとの連携も視野に入れている」という。

「アーティストが創り上げた作品をユーザーにじっくりと聴いてほしいという思いから企画された」というサービス。「アーティストにとっては創り上げた作品をその原型に出来るだけ近い形でユーザーに伝えることは悦びであり、ユーザーにとってはその音をじっくりと聴くというアティテュードに、必ず新しい発見があるからです。“mora qualitas”は、それを実現すべく音質と音楽体験の質にこだわったサービス」になるという。

12月10日にサービスの専用サイトをオープンしており、NEWSLETTER登録の受付を開始。今後、先行体験に関する情報やスタートアップキャンペーン、サービス開始スケジュールなどの詳細については、NEWSLETTERで順次公開していく。