タイムロード、ULTRASONE「edition8」の発売日決定

-5月30日。実売15万円の高級ヘッドフォン


5月30日発売

標準価格:オープンプライス

春のヘッドフォン祭2009に登場したedition8の試聴機

 株式会社タイムロードは、取り扱っている独ULTRASONEの、新ハイエンドヘッドフォン「edition8」の発売日を5月30日に決定した。価格はオープンプライス。店頭予想価格は15万円前後の見込み。editionシリーズでは初めて、生産数が限定されていない。

 ただし、タイムロードによれば発売前に多くの予約があり、予約数が初回入荷数を上回っているという。そのため「発売後もしばらくお待ちいただく場合がある」としている。

 ULTRASONEのハイエンド「edition」シリーズの新モデルとして、2008年11月に行なわれた、フジヤエービック主催「秋のヘッドフォン祭」で発表。2009年5月9日の「春のヘッドフォン祭2009」で試聴機が用意された。従来は5月中旬の発売がアナウンスされていたが、具体的な発売日が30日に決定した。

 屋外での利用も想定し、密閉型のハウジングを採用。従来のEditionシリーズと比べるとサイズも小ぶりになっている。ヘッドフォン特有の頭内定位や圧迫感を低減する「S-Logic Plus」や、特殊なシールドを施すことで電磁波の影響を低減するという「ULE」技術を採用。ドライバは40mm型で、専用に開発されたトリプル・バスチューブコントロールド・チタンドライバーを使用している。

 ハウジングにはレアメタルのルテニウムを使用し、表面は鏡面仕上げ。再生周波数帯域は6Hz~42kHz。インピーダンスは30Ω。音圧レベルは96dB。コードを除く重量は260g。付属ケーブルは1.2mで、4mの延長コードが付属する。

パッケージ

ヘッドバンドはアルミニウム製。イヤーパッドにはエチオピアン・シープスキン・レザーを使っている


(2009年 5月 13日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]