BDA、'08年BD関連製品の販売数は大幅に増加と発表

-前年比でレコーダは8.5倍、ソフトは4倍の伸長

2月27日発表

 Blu-ray Disc Association(BDA)は27日、2008年におけるBlu-ray Disc(BD)関連製品の販売数が前年と比べて大幅に増加したと発表した。またBDソフトの2008年12月の販売枚数が過去最高となったことも発表。ともにGfK Japanの調査結果によるもの。

 2008年のBD関連製品の販売数は、前年比でメディアが9.7倍、対応レコーダが8.5倍、対応PCが4.1倍と大幅な伸びを記録。BDへの転換が急速に進み、BD市場は2008年に大きく伸長したとしている。

 BDAでは、BD関連製品の普及の背景として「一般ユーザーがBDの高画質/高音質といった特徴を認知し、購買意欲が高まった」こと、「対応製品が多数販売され、製品の選択肢が広がった」こと、「次世代DVDの規格争いが終結した」ことを挙げている。

 なお、今後も2011年の地上アナログ停波に伴い、地上デジタル放送対応のテレビの普及が見込まれることから、それに合わせてBD対応製品の販売数も増加すると予測している。

 また、BDソフトの販売数も前年比で4倍と大幅に増加。2008年12月度の販売数は前月比で2.1倍を記録し、過去最高の実績となったという。同月に「ダークナイト」や「バイオハザード」などの注目度の高いタイトルが多数発売されたことが要因と分析している。


(2009年 2月 27日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]